今日は中々忙しい日だった。 ケープタウンを出て以来の都市であり、今後も当分の間は都市らしい都市に行く予定はないので、今のうちにやっておくべきことが色々あるのだ。
まず、本屋に行ってボツワナの道路地図を買う。
地図を選ぶ条件は、どの町にガソリンスタンドがあるか記載されていることと、他の地図と比べて同じ区間でも距離が一番長く書かれていることだ。
2番目の点に関して言えば、ナミビアを旅行する時に使った『InfoMap』は最悪だった。 実際の距離と最低10%以上の誤差があり、全部短めに記載されている。 これでは、ガソリンスタンドがある町を起点にどこを回れるか計画を立てようとしても、燃料と距離の計算がきちんと出来ない。 今回、ボツワナは『Reise
Know How』で出している100万分の1を買ってみた。
続いて、インターネット屋に行く。 ところが、どこに行っても自前のノートパソコンを繋がせてくれる店がない。 結局4軒回ったが、全部ダメ。 今までナミビアで苦労したことがなかったので、ちょっとショック。 首都なのに・・・
実は、以前から恐ろしいことに気が付いていた。
車にスペアタイヤが1本付いているのだが、実際に装着している4本とは径が全く違う。
これでは1本でもパンクしたら恐ろしいことになる。
普通、4WDで旅行しているキャンパー達は、大体2本はスペアタイヤを積んでいる。 それがゼロとは・・・ だからボツワナを旅行する前に、どうしてもスペアタイヤを購入しておきたかった。
ウィンドフック市内のタイヤ屋を4軒回って、ホイールとタイヤの相見積もりを取る。 結局、一番安かったところで購入した。 痛い出費だが、カラハリ砂漠のど真ん中でパンクして餓死することを考えればマシだ。
続いて、アウトドア用品店を巡る。 料理用のガスボンベを補充したかったのだが、俺らの持っているガスバーナーに合うボンベがない。
ガスボンベに差し込むタイプと、ネジが付いているスクリュータイプがあるのだが、ケープタウンで買ったのはスクリュータイプだった。
ところがナミビアを旅行してみると、スクリュータイプに合うボンベは無く、全部差し込みタイプ。
ケープタウンのアウトドア用品店のお兄ちゃんに騙された・・・ 「このタイプはどこでも手に入るよ」って言ったから購入したのに。
結局、ボンベも3軒目でようやく見付けて無事購入。
さらに自動車用品店で、ゴムパッキンを購入。 車の荷台が埃だらけで恐ろしいことになっているので、荷台のドアのゴムパッキンを全部付け替える。 明日はキャノピーの窓の隙間にも埃対策をしないと。
夜、宿でドイツ人だけどカナダ国籍のダンと、その奥さんと知り合う。
彼も自分のホームページを持っていて、自動車もケープタウンで購入したという事で話しが弾んだ。
彼は南アフリカからボツワナに入ってナミビアというルート、俺は南アフリカからナミビアに入ってボツワナというルートだったので、お互いキャンプサイトや、道路状況の情報交換をする。
彼によるとボツワナのカラハリ砂漠横断道路は砂が深くて大変らしい。
ところで、彼の乗っている古いランドローバーの燃費を聞いて驚いた。 1リッター3kmしか走らないらしい。 俺の車なんて修理してからは1リッター12kmは走るぜ。
さらに、彼に「どれくらい旅行するの?」と聞いたら、「5年」という返事が返ってきた。 そのためにカナダの家を売り払ってきたらしい。 5年掛けて世界一周をするそうだ。 いーよな、そういう計画性のある旅が出来る人は。
もちろんアフリカのどこかで車を売り払って、後はバックパッカーで旅行するとのこと。
写真は、エトーシャ国立公園で出合ったゾウ。 ちょっと威嚇してるとこ。
今日の走行距離; 18.2km
今日の出費(2人分);
ボツワナ地図: 102.00ナミビアドル
インターネット: 20.00ナミビアドル
ホイール&タイヤ: 1,182.00ナミビアドル
食費: 38.80ナミビアドル
ガスボンベ: 176.35ナミビアドル
外食費: 52.90ナミビアドル
自動車用品: 42.50ナミビアドル
合計: 1614.55ナミビアドル(約26,640円)
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