あぁ、スーパーやる気が出ねぇー・・・
バックパックを背負って歩く気力すら出ない。 今日は宿替えをしたのだが、地下鉄で移動出来るにも関わらず、『面倒くせー』という理由でタクシーで移動してみた。
地下鉄で移動するよりも12倍高くついたけど。
新たな宿は、久しぶりの『カラマット・アパの家』。 2ヶ月ぶりだが、カラマットの顔がどんどん人類から遠ざかっていっている気がするのは俺だけ?
類人猿よりも太古の、「まだ陸に上がってません!」的な魚系。
陸揚げされたばかりの深海魚みたいな顔して「マネー、マネー!」と宿代を徴収された時は、姿は退化しても金に対する執着心は衰えないんだぁ~と、関心した。 まぁ、欲望がなくなったらホントに魚ですからねぇ。
でも、背びれは付いていると思う。
こんな人類学的に勉強になる宿は、早く出たい。
そこで今後の予定を考えてみたが、「旅行うぜー」という結論に達した。 少し前まではウズベキスタンの後にタジキスタンに入って、パミール高原をグネグネ巡って4~5,000m級の山々を越えてキルギスに入ろうと思っていたのだが、よくよく考えてみれば「大変そうじゃん!」。
そもそもタジキスタンの首都ドゥシャンベから、パミール高原への入り口となるホールーグという町まで、マルシュルートカで20時間以上掛かるらしく、「アフリカでもあるまいし、そこまでして移動したくない」と思いました。 ホールーグからがこれまた大変らしく、不定期の公共交通機関しかないので、トラックをヒッチハイクとか意味不明の移動になるらしい。
あのケニアからエチオピアに行く時に乗った人生最悪の“ダンプの荷台に難民船状態に詰め込まれて55時間”を思い出し、思わず身震いが・・・
だから、パミールは次回に四駆で回ります。 ホントにパミールを満喫したかったら、自走手段がないと無理でしょ。
そこで俺が考え出した結論は、「日本まで一番楽チンは方法で帰る」。
一応、意地もあって飛行機は使わない。 でも、ハードな移動はしない。 つまりは、どれだけ快適に移動出来るか?を追求して、道路は舗装道路かどうか、移動手段は選択肢があるかどうか等を考慮。 そうなると、自然とルートは決まってきそうです。
もしかしたら、あと2回くらいカザフスタンを通ることになるかも知れない。
あと、世の中全てに飽きてきたんで、年内を目標に帰国します。 元旦を日本で迎えたのは1998年が最後だから、10年ぶりに日本で迎えたい。 そして・・・
早く帰って、刈穂の『銀千寿』が飲みたい。
wiiとやらで遊んでみたい。
納豆ご飯と味噌汁の朝食が食べたい。
フェラーリF430スクーデリアが欲しい。
旅の出費;
食費: 7,300スム
ビール: 800スム
電話代: 200スム
地下鉄: 1,300スム
タクシー: 3,000スム
宿代(1泊分): 8,000スム
インターネット: 2,600スム
合計: 23,200スム(約2,120円)
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