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バンコクの治安

実際にあったタイ事件簿


性器切断の浮気夫 病院をたらいまわし
 2004年5月22日、中部ノンタブリ県に住むプリチャー・ナムソムヨン(31)が妻に刃物で男性器を切られた上、病院をたらいまわしにされるという事件があった。プリチャーさんは女性関係が盛んで、夫婦喧嘩が絶えなかったという。
 プリチャーさんは同日朝、性器をほぼ切断される傷を負い、午前9時ごろ自宅近くのパクレット病院に自力で歩いて来院した。しかし同病院は縫合手術は手に余るとして、県内のチョンプラターン病院を紹介。プリチャーさんはいったん自宅に戻り、服を着替えたが、出血多量で力尽きた。助けを求める声を聞きつけた近所の人が、血の海に横たわるプリチャーさんを発見し、チョンプラターン病院に連絡、プリチャーさんは救急車で搬送されたが、チョンプラターン病院も手術が難しいとして受け入れを拒否。結局3つ目のカセムラート・ラタナティベート病院に担ぎ込まれる羽目になった。縫合手術の結果は伝えられていない。
 タイ女性による男性器切断事件は後を絶たず、タイの性器縫合手術は世界トップレベルともいわれる。女性の方もこうした事情を知ってか、切り離した性器をニワトリのえさにした、トイレに流した、なべに入れてゆでた、風船につけて飛ばした、といった事例がある。


メス犬強姦男
 2004年9月7日午前8時半、プレー県デンチャイ警察署に、町内で有名なクイティオ(タイ風うどん)屋を経営するサガーさん(58)から『飼い犬が誘拐されかけ、犬は無事に逃げることが出来たのだが、誘拐しようとした男がまだ店の近くにいるので捕まえに来て欲しい』との通報があった。
 警察官が現場に捜査に赴き、店の近くにいたサムロー(人力車)運転手ワン(42)を拘束し、取調べのため警察署に連行した。
 取調べに対しワンは、『乗客を送り届け、帰り道にクイティオ屋の前を通りかかるとメス犬がオシッコをしていました。それを見て急に性欲が湧き、その犬を抱きかかえて塀の横に連れて行き、犬を強姦しようと、ズボンを下ろしました。ところが、たまたま通行人が通りかかったので性器を挿入することは出来ませんでした。犬は驚いて逃げ出し、家の中に入ってしまったのです』と供述した。
 一方、犬の飼い主のサガーさんは、『用便のためいつものように犬を放していると、近所の人が“犬が誘拐されて強姦されているよ”と知らせてくれました。ワンさんがこんな異常者だったとは・・・』と語った。
 警察での取調べの後、サガーさんはワンに、犬への慰謝料として500バーツ(約1,300円)を請求したが、ワンに値切られ200バーツ(約530円)を受け取った。警察は、動物虐待の罪として、ワンに罰金100バーツ(約380円)を科し、身柄を保釈した。


その他の三面記事はバンコク週報のブログでどうぞ


↓個人的意見↓


バンコクに住んで感じた治安
 統計上の数字を見ると、殺人件数は日本の8倍多いし、在タイ日本大使館の2003年の日本人援護件数は1,953件で、11年連続で全在外公館中最多だし、危ない気がする。

 ただ、日本人が巻き込まれる犯罪の種類をみると、①スリ、置き引き、ひったくり、②宝石や服のオーダーメイドのキャッチセール、③ゲストハウス等での盗難、④いかさま賭博、⑤睡眠薬強盗、⑥偽ホテルマンによるパスポートの盗難、⑦偽ガイド、⑧麻薬犯罪となっており、基本的に自分の注意で防げる犯罪がほとんどだし、在住者より旅行者が遭う確率が高い犯罪ばかりだ。

 麻薬犯罪は特にバンコクのカオサン通りやパンガン島などで多そうだが、タイでは麻薬の情報提供者に警察から報奨金が支給される制度があるため、売人が麻薬を売った後に警察に密告すれば2度オイシイわけ。 タイで麻薬で捕まって終身刑で服役している日本人もいるし、最近は台湾人が死刑判決を受けていた。ニュースを見ていても、タイ人も密告で捕まっているケースが多い。
 また、流行っているナイトスポットには警察が麻薬の抜き打ち検査をしに来ることが多い。 以前には、ラチャダーピセク通りの「スパークス」や、RCA、スクムビット・ソイ11の「ベッドサパークラブ」などで抜き打ちの尿検査で陽性が出た客がいたので、数週間の営業停止を食らっていた。 RCAや「ベッドサパークラブ」では芸能人も捕まってたけど、その時の言い訳が『風邪を引いてて風邪薬を飲んでいたから陽性になってしまった』って、普通病気なのに遊びに来るか? あと今は潰れて無いけど、スクムビット・ソイ12にあった「Ministry Of Sound」も、2階のVIPルームで金持ちのボンボンや芸能人がよくマリファナやヤーバー(錠剤タイプの覚せい剤)をやりながらパーティーをやっていたっけ。 まぁ、「スパークス」はトイレに売人がいるし、スクムビット・ソイ23の「ナルシサス」なんて売人の巣窟だし、クスリが簡単に手に入るんだけど。
 昔は、パンガン島で警察がゲストハウスの部屋をいきなり家宅捜索しに来て、麻薬を探しているふりをしながら自分が持ってきた麻薬を、さも部屋で見付けたかのようにして、旅行者に牢屋に入るか、賄賂を払うか脅迫するケースもあった。 賄賂には10万バーツ以上が必要だったようなけど。 警察も信用できないのがタイだから。

 スリやひったくりに関しては、旅行者ほどではないにしても、在住者でも遭う。 バスに乗るような人だったら、特に混む赤バスやミニバスで鋭利な刃物でバッグを切られて中身を抜かれるとか、チャトチャック(ウィークエンドマーケット)のものすごい人混みのどさくさにまぎれてすられる可能性はある。 でも、これは自己責任の部分も大きいと思うけど、タイ人でさえ被害に遭うから、やられたら諦めるしかない。
 前にスクムビット・ソイ30/1にあるコンドミニアム「ウォーターフォード・ダイヤモンド」の近くと、スクムビット・ソイ23とソイ31の間を深夜歩いていた日本人の駐在員がバイクに乗った2人組にバッグをひったくられる事件が2~3件あって、その内1件はナイフで刺された(死んではいない)らしい。 連続であったし、その後聞かないから同一犯かも知れない。 これは自己責任ではどうにもならないから、アンラッキーだったと諦めるしかない。

 スリ、ひったくりより強盗の方が危ないが、強盗に遭ったことが無いので、あまり気になったことはないが、実際にニュースを見ると外国人が巻き込まれた事件もちょこちょこ起きているようだ。 2003年12月には、買い物をした後にMBK前でタクシーを拾って、ラチャダーピセク通りのホテルに戻ろうとした日本航空のスチュワーデス(30)が、タクシーの運転手に金品を要求され、抵抗した為に拳銃で撃たれて重体になった事件があったが、自分のまわりで強盗に遭ったという話は聞いたことがないので、なんとなく『強盗』に対しては現実感に欠ける。
 ただ、カオサン通りでタイ人に「観光案内をしてあげる」と話しかけられ、そのまま行方不明になった日本人旅行者2名の遺体が見付かったのが、住んでいた部屋のすぐ後ろの川だったことはある。 かなり近所!!

 大抵、タイで起きる犯罪の内容を見てみると、通り魔的犯罪より怨恨(仕事上のトラブル、男女関係)による犯罪が多い。 例外だが数年前にサイアム周辺で、エイズに感染したか、感染したと思い込んだ男が注射器に自分の血を入れて、通行人に注射してまわる通り魔事件が起きたりしていたが・・・ ただ通常は、恨みをかうような行動をしていなければ犯罪に巻き込まれる確率がかなり下がると思う。 ただこの“恨みをかう行動”というのが、日本人の基準とタイ人の基準で微妙に違ったりする場合があるので注意が必要だけど。
 例えば、3年ほど前にSiam Eastern工業団地内のSumitomo Electric Wiring Systems (Thailand), Ltd.の人事部長(タイ人)が帰宅途中の工業団地内で射殺された事件があったが、これは解雇された従業員が逆恨みをして殺し屋を雇ったという見方が大半だ。 ちなみに殺し屋は捕まらなかったので、黒幕も捕まらなかったようだ。 解雇された従業員には、解雇される理由があるはずだが、タイ人は逆切れするパターンが多い。 他にも地場企業の話で、社内での横領を告発した社員が、横領していた従業員に逆恨みされて殺し屋を雇われて狙撃された事件もあった。 正義感からの行動が命を落とす可能性があるのがタイだったりして。 ちなみにターゲットがタイ人の場合、3万円も出さずに殺し屋を雇える。
 あとは男女間のいざこざが原因で刺されたり、撃たれたりというのも多い。 男女間だけじゃなく、同性間でもあるが・・・ 例えば、2003年7月頃、トーエイ電子・生産管理部の寒川さん(37)がシラチャの自宅で殺される事件があって、警察で調べた結果、寒川さんはホモセクシャルで、恋人の男性と金の貸し借りでトラブルがあって殺されたとか。 実はトーエイ電子ってお客さんだったし、実名でホモだったことをばらされることにちょっとビックリした記憶がある。 彼の場合、殺された直接の原因は金銭トラブルだが、元を辿れば彼氏(?)との問題だし。

 でも何だかんだ言って、東南アジアの大都市の中でもバンコクはかなり治安の良い部類に入ると思う。 フィリピンのマニラは7-Elevenにさえショットガンで武装したガードマンがいるくらい治安が悪いし、インドネシアのジャカルタ、香港もバンコクより治安は悪い。 女性は別にして、男なら深夜出歩いても身の危険を感じない都市もめずらしい。 以前、日本人の友達がKlong Toeyのスラム街に月1,200バーツで部屋(小屋?サソリが出る)を借りて住んでいたことがあって、夜中に歩いて遊びに行ったこともあるが、特に何ともなかった。 ジャンキーがちょっと怖かったけど。 昔は、Klong Toeyのスラムに入ったら生きて出て来れないとか聞いたことあったけど・・・

 結論を言うと、自動車を買ってバスなど公共の乗り物に乗らず、住む場所は高級コンドミニアム、タイ人の友達・恋人を作らず人間関係のトラブルを回避、無職で仕事上のトラブルを回避したら、「タイで犯罪に遭う確率の最も低い外国人」になれるかも。

※上記個人的意見は、情報の正確性を保証するものではありません。





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