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徒然日記45


就職活動最前線
 切迫した現実問題として、直ぐにでも働かないと死んでしまうことを最近になって発見した。
 日本での全資産が1万円を切った。 財布の中、銀行口座の中、全てを足しても1万円に届かないというのは危機的である。
 これを握り締めてジンバブエに行けば、「俺の財産・・・558億1300万ドルくらいかな、フフフ」と数字上では金持ちっぽく錯覚できるが、日本では問答無用で貧乏である。
 キャッシュフロー的には完全に破産していると言ってもいいだろう。

 タイに戻って、元本の半分まで目減りしている株を現金化して、定期預金を解約するという手もあるが、そもそもタイまで行ける金がない。
 ここは、残りの全財産を握り締めて宝くじ売り場に走るという手もあると思い立ったが、小心者な俺は全財産の半分だけを握ってBIGを買ってやった。
 当たれば6億円で、一躍金持ちである。

 帰国してから、一度も働いていなかったわけではない。

 2月には、1日バイトを合計2日もやった。
 なんか会社のセミナーでスーツを着て、ボケーッと立っているバイトだったが、立っているだけというのもしんどいもんである。
 まぁ、30分ごとに休憩があったのでまだ耐えられたが・・・
 その日給1万5千円も飲み代として一晩で消えてしまったので、俺の頑張りは何だったんだ?って話だ。


 数日前に、とあるメーカーに面接に行って来た。
 ある分野では国内3位のシェアを持っているメーカーだが、「研修後に海外赴任は可能ですか?」と質問された。
 なるべくソフトに、「一応これこれこういう理由で勉強をしているので、可能であれば日本を拠点にした生活を希望する」と答えたのだが、逆に「社命でも従えませんか?」と切り返されてしまった。
 んー・・・なんだか海外赴任が絶対条件みたいになってるぞ。
 5秒ほど迷ったが、「社命でも海外に赴任するつもりはありません」と答えてしまった。 だって、4月に大学に入った意味がなくなるし、金も1年分を払っちゃったから勿体無いじゃん。
 結果は知らんが、100%落ちたでしょー。

 先日、別の会社に面接に行って来た。
 世間一般ではブラックに限りなく近いグレーな印象が強烈な会社で、友達に社名を言うと「エーっ!」という否定系の反応しか返ってこない会社だ。
 結論から言えば、1次面接はパスしたが、役員面接で落ちた(多分)。
 理由は、俺が就業条件に「これこれこういう理由で勉強したいので、21時とか22時までの残業が『当たり前』のような状態であれば厳しい」と言ったら、「うちでは無理」と言われた。
 一応、「なにも、忙しい時に一人だけ帰らせて欲しいとワガママを言っているわけではなく、あくまでも夜遅いのが『当たり前』の場合・・・」と念を押したのだが。
 裏を返せば「うちでは無理」イコール、深夜までの残業が当たり前な会社なのだろう。 勉強をしていなかったとしても、入りたくない。
 というか、1次面接の時の人事の言っていたことと全然違うではないか。 確か、人事は「遅くとも20時には退社できます」と言っていたけど・・・

 「うちの会社のイメージは?」と質問されたので、お世辞を言ったところで直ぐにバレるだろうから、「世間一般ではグレーなイメージで有名ですね」と言ったら、向こうは「何なんでしょうね? 人材紹介会社の人にもよく言われるけど、私には理解できないんですけど・・・」と答えていた。
 あえて言わなかったけど、自分で原因が分からないこと自体が問題だと思うけど。 それか、ウソを言っているかのどっち。
 そもそも、深夜までの残業を『おかしい』と思わないほど、『当たり前』になっている辺りが、さすが評判の芳しくない会社の感覚だけある。


 先月くらいかな? とある会社のおっさんに「高卒ですかぁ・・・ だから、今さら大学ですか?」と聞かれたことがある。

 発想としては面白いが、それは俺に対してというより、学問を冒涜してますね。
 学問を『ブランドとしての学歴』という切り口でしか見れないとは残念だ。

 今年には30才になろうとしている人が、学歴のためにいまさら大学に行くか? どう考えても、いまさら学歴をどうこうしたところで一流企業への就職を狙えるとか、出世に影響するとか考えるわけがない。
 もし、俺が学歴を欲しいと思っていたら、とっくの昔に中央アフリカ辺りの大学から金で買ってるわ。 15万円も出せば普通課程を卒業したことに出来るし、もう少し出せば学士だってグヒヒヒ。

 学びたいことが見付かったから学ぶわけだから、ユーキャンの通信講座程度に受け止めればいいんじゃねーのか?と思うんだけど。
 正直、高校生の時は全然興味がなかったけど、社会人になって色々な人生を積んでから勉強してみると意外と面白いんだよね。 そういう意味でも『今』勉強することに意義があると思うんだけど。

 ちなみに、そのおっさんからは後日「やっぱりダメでした」と連絡がきた。
 「やっぱり」って・・・


 今にして思えば、日本に帰国してから一番最初に面接に行ったのは12月か1月であった。
 営業本部長という肩書きの人と会って即日内定を貰ったが、もしあの会社に入っていたら、働き出して既に半年くらい経ってるよ。

 微妙にタイミングを逃してきてるからな・・・
 本命だったある外資系の会社に賭けて、それまで内定を貰っていた会社を辞退したら、その本命が落ちたみたいな(笑)
 「本社採用になるから、上の決裁が厳しい」と言ってはいたが、やはり厳しかったようだ。

 期限を決めて、内定を貰っていたところで決めようと思っていたのだが、やっぱり最終的にピンと来なかったというか・・・

 「とりあえずは会社に入ってしまうのが先決」って言われるし、自分でも分かってるんだけど、中々ねぇ。
 「業務知識を覚えるのに3年くらい掛かる」とか言われちゃうと、その前提で雇ったのに5年くらいで辞められたら申し訳ないなぁ〜とか思っちゃうし。
 変なところで雇用側視点に立っちゃう(笑)

 以前と比べて俺の中の優先順位も変わっていて、会社選びの基準も変わっていて、最近はバイトでもいいかな?と思い始めている。
 相変わらずの人生落差の激しさ(笑)
 現段階でピピッとくるビジネスがないので直ぐには無理だが、最終的には自分で何かを始めるしかないようだ。
 それにはある程度の元手もないといけないし・・・
 世の中、生きていくのは大変だね。

 で、バイトでもいいかな?と思って、とある派遣のお仕事にエントリーしたら、書類選考で落ちた(笑)
 理由は、「内勤に向かなそう」というものであった。
 まぁ・・・当たってるんだけど。


 最近は、何気に仕事どうこうよりも勉強が忙しい。
 この前、なんとかリポート期限に間に合わせたと思ったら、今度は7月にテストがある・・・
 かなりナメてたけど、実際には時間的にも内容的にもかなり厳しい。
 でもね、今日入学して以来初めてリポートが戻って来たんだけど、『A』評価でした!

 でも、このままでは死んじゃうから働かねば。
 決意を新たに、今日も統計学のリポート作成に精を出すのでした。




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