
徒然日記30
| ミリオネアになろう! |
今まで長い間、ジンバブエ・ドルは固定レートだったのだが、先週ついに政府が変動相場制へ移行させた。
一応、政府だけが固定レートを使っていたというだけで、世の中一般は闇レートで動いていたので今更なのだが・・・
アジアでいうところのミャンマーみたいなもんだ。
為替レート変動相場制の影響で、ジンバブエ・ドルがブッ飛んだ。
今週水曜日の取引では、1USドル=1億8,500万Zドルのレートに・・・
俺、先月の日記に1USドル=4000万Zドルって書いてるのよ!? この1ヶ月の間にとんでもないことになってるな。
ジンバブエに行けば、全財産が56円のちっぽけな人間でも『夢のミリオネア』になれるぞ!!
仮に、あなたがジンバブエに行って1万円を両替したとしよう。
出てくるのは・・・178億2,400万Zドルだ!!
部屋中に札を敷き詰めて遠吠えするもよし、Zドルの札束で女の頬をビシビシ往復ビンタして言いなりにさせるもよし、トイレット・ペーパーの代わりにZドル札で尻を拭くもよし、台所回りのちょっとした汚れにササッと布巾代わりに使うもよし、札を束ねて電話の横にメモ帳代わりに置いておくもよし、これからの汗ばむ夏の季節、ビジネスマンたるもの汗拭き用にZドル札をポケットに忍ばせておくのはマナーです! 脂性の人は、油取り紙にも使えちゃうぞ!!
そう! 使い方は無限大! 価値はミジンコ大!
早く滅びればいいのに・・・
去年の12月にジンバブエ政府は、新たに25万Zドル札、50万Zドル札、75万Zドル札を発行したけど、間に合わなくなってわずか1ヵ月後に新たに100万Zドル札、500万Zドル札、1000万Zドル札を発行。
それでも間に合わなくなって、先月ついに2500万Zドル札と、5000万Zドル札を発行したばかりだ。
噂によると、直に前代未聞の1億Zドル札が出るのではないか?とのこと。 仮に出たとしても、『1億Zドル札』って響きはリッチな感じだけど、価値は56円しかないからな。
早く滅びればいいのに・・・
ちなみに、俺は未だに300Zドルを持っている。
300ドルですよ、300ドル!! コインだけどな。
両替してその金で飲みに行こうと思ったが、調べてみると300Zドルは0.0003円であった。
早く滅びればいいのに・・・
大体、ムガベって名門ロンドン大学で経済学を専攻してるはずだが・・・ 何?この世界史上まれにみる経済破綻??
早く死ねばいいのに・・・
しかし、アフリカ各国の報道を見てみると南部アフリカでは『ジンバブエ問題』がどの国も巻き込んだ大問題になっている。 まるで『チベット問題』に巻き込まれた日本みたいに。
南アフリカでは、ジンバブエに対して消極的なムベキ大統領(ムガベと似ているが別人)に対して、与党ANCの党首に新たに選ばれたズマは厳しく非難。 労働組合、宗教団体を含んだ世論も、消極的な対応しかしないムベキに批判的だ。
パンダを貸し出されただけで終わった、どこかの国の首相みたいになってる。
ちなみに、ムベキ大統領のフルネームはターボ・ムベキと言って「ファイトいっぱ〜つ! リポビタンD!」みたいな感じだが、ジンバブエ問題に関してはターボを使っていない。
マラウィも、つい最近まで老いぼれ独裁者がいただけに、同じ老いぼれ独裁者ムガベを援助する政府に対してマスコミは批判的だ。
マラウィの老いぼれ独裁者は、11年前に101才で死んだバンダ大統領だ。 上野動物園にいた動物よりも前に死んでいるので、基本は別モノである。
この老いぼれも、「男の長髪は反大統領的である」というボケじじい丸出しの根拠で、『男で長髪⇒逮捕⇒強制丸刈り』という恐怖政治をしていた。 ちなみに、外国人も適用。
幾らハゲだからと言って、長髪の男に八つ当たりをするのは止めてもらいたいものである。 そのフサフサにジェラシー。
バンダを批判的に書いていた英語のガイドブック『ロンリープラネット』は、国境で見付かると没収であった。
平均寿命40才の国の大統領のくせに、長生きし過ぎだし!
それで言えば、平均寿命36才のジンバブエの大統領であるムガベが84才って・・・やっぱ長生きし過ぎ!
国のトップが面と向かってジンバブエに批判的なのは、ザンビアのンワナワサ大統領くらいか?
でも、名前が言い辛いから減点。
多分、与党に次ぐ勢力をもつ野党『愛国戦線(PF)』党首が「中国追放論」を唱えてるから、それを意識してるんじゃね?
中国を追放したら経済的にやっていけないくせに。
そもそも、中華人民共和国を世界で一番最初に承認したのはザンビアですよ。 しかも、ザンビアとタンザニアを結ぶタザラ(日本ではタンザン鉄道と呼ぶ)を造ったのは中国だし。
カピリムポシ駅に行って、毛沢東の肖像画を見ましょう!
こんなに中国がいなかったらやっていけない国のくせに、ジンバブエ向けの中国製兵器を陸揚げしないように、近隣諸国に進言したその度胸にンワナワサ!
結局、アフリカは中国に牛耳られつつあるんです。
マラウィも中国に軍事援助されてたら、言うことを聞くしかないだろうし。 アンゴラだって、「頼むからジンバブエ向けの武器を陸揚げさせてくれ!」って中国に頼まれたら、断れないだろ? 中国開発基金がアンゴラに多額の融資をしている上に、石油を買ってくれる大のお得意様なんだから。
こんな感じで、「中国⇒しょーもない国家の政府を援助⇒弾圧される人民は中国が嫌いになる⇒日本人も中国人に間違われて石を投げられる」という超スーパーウルトラ迷惑千万な巻き添えを食らうのである。
結論としては・・・世界における影響力の面で中国が日本を凌駕していくのは時間の問題でしょー。
言えることは、アフリカでは既に中国の方が良くも悪くも影響力を持っているということ。 割合的には悪い方が9割だけど。
あー・・・ますます東アジア人にとっては世界が完全アウェイになっていく。
中国のせいで。 |
 
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