
徒然日記28
| 謎が謎を呼ぶ!中国製兵器の行方は? |
久しぶりに、ジンバブエ情報!
毎日ネットを駆使して中国船『安岳江号』の足取りを探っていたが、大きな出来事を一つ除けば未だベールの中である。
ちなみに、日本のニュースではネット検索をしてもこの出来事は報道されていないので、もしかしたら不確定要素が多過ぎるのかも知れない。
その出来事を発表する前に・・・
まずは分かりやすく、ジンバブエを取り巻く環境をアジアに置き換えて考えてみましょう・・・
アジアに、中国という独裁国家がある。
チベット族やウイグル族の領土を侵略・併合して今に至る中国だが、ここ最近は『人権を抑圧している』という問題で世界中を騒がせている。
その人権問題に関係して、ヨーロッパの指導者たちが「開会式には出ないもんねー!」などと言っているが、では中国のご近所さんであるアジア諸国の指導者たちの反応はどうだろう?
我が日本のパッとしない首相も、この問題にはあまり触れたくないようである。
他の近隣諸国でも、一国の指導者が中国の人権問題への批判を公言しているところはないんじゃないか?
大抵の場合、批判しているのは人権団体か野党の政治家である。
ジンバブエの場合も一緒だ。
近隣諸国の指導者で、独裁者ムガベに直接批判的なのはザンビアの大統領だけである。
アフリカ最強である南アフリカの大統領も、基本姿勢はノータッチである。
『静かな外交』と称して、ムガベが自滅するのを待つのが彼のスタイルである。
南アフリカは、過去にナミビア侵攻、アンゴラ侵攻、モザンビーク内戦介入など、他国の混乱に積極的に介入していた。
例えば、モザンビークには大量の武器を闇ルートで流し続けて、影響力を保とうとしていた。 ところが、30年にわたるモザンビーク内戦が終わって平和が訪れた途端、今まで流していた武器と、育てていたゲリラ兵が闇ルートを逆流して南アフリカに入ってくるようになった。
結果・・・世界最悪の治安の悪さ。
それに懲りたかどうか知らんが、最近は『静かな外交』ということで、他国の情勢には消極的にしか関与しなくなった。
結局、中国製兵器のジンバブエへの輸入を阻止しようとしているのは、人権団体、宗教団体、労働組合、野党なのである。
それを踏まえて・・・
ジンバブエ向けの中国製兵器を満載した『安岳江号』は、南アフリカ、ジンバブエ、ナミビア、アンゴラの4カ国に寄港を拒否されていたが、実はこっそりとアンゴラに寄港していた!
まぁ、拒否していたのがアンゴラ港湾労働組合のおっさんとか、港湾委員会のおっさんなど、言ってみれば『ただのおっさん』が拒否していたわけだ。
先週の報道では、ロイド保険会社のMaritime Intelligence Unit(海上諜報課?)も24時間体制で『安岳江号』を追跡していたらしいが、途中で『安岳江号』はトランスポンダー(無線通信用の機械)の電源を切った上に、海岸線ギリギリを航行するなど、“闇に紛れて”アンゴラの首都ルアンダの港に寄港。
なぜ、ロイド社が『安岳江号』を追跡??
結局4月25日(金)に寄港したのだが、同じ日にアンゴラは政府声明を発表。
「アンゴラ向けの貨物に関してのみ荷降ろしを許可し、ジンバブエ向けの兵器に関しては降ろすことを認めない」と。
・・・アンゴラ向けの貨物って何??
最初は南アフリカで兵器を降ろすつもりだったのに、断られたからモザンビーク、また断られたからナミビア、またまた断られたからアンゴラ・・・と4カ国目に選ばれた国のための貨物なんて積んでるんですかね?
しかも、その前に「帝国主義者たちと戦うために・・・」とかいう意味不明の理由で、独裁者ムガベを助ける援軍を送ろうとしていたアンゴラが言うわけだから、信憑性ゼロ。
そんなわけで、『安岳江号』がアンゴラのルアンダ港に寄港しているところまでは表に出ているのだが、「本当に兵器を降ろしていないのか?」とか、そういうことは不明。
アンゴラだからな・・・多分、裏で何かありそう。
さて、問題の『中国製兵器』だが・・・
中国のポリー・テクノロジーズ社という会社が製造したものだ。
この会社、登記上は中国国際信託投資公司の子会社になっているが、実際は中国の軍需産業の中でもトップ・クラス。
会長は、ケ小平の娘婿が務めている。
この会社、当たり前ながら財務状況は一切不明である。
世界各地の紛争地域に兵器を輸出しており、ポリー製AK-47突撃銃の顧客にはダルフール紛争のスーダン、軍事政権のミャンマー、ゲリラ同士の戦国時代なコンゴ(DRC)東部があり、他には短距離・中距離ミサイルをイランやパキスタンに輸出している。
1996年には、ポリー社がアメリカに2,000丁のAK-47を密輸しようとしたとして、アメリカの検察がブラック・リストに載せている。
完全に『死の商人』である。
アンゴラに留め置かれているポリー社製兵器だが、それを巡って色々と動いてはいるようだ。
4月29日の報道によると、ジンバブエの諜報機関である中央情報機構(CIO)からの依頼を受けて、マラウィの諜報機関である秘密情報サービス(SIS)の3人がアンゴラを訪れて「兵器をどうしよっかー?」と動いているらしい。
3人の素性は割れていて、カパラムラさんがSIS長官、マシンガさんがSISの対外諜報担当、マタンガさんがSISの技術エンジニアだそうだ。
また新しい国が出てきた・・・
マラウィ・・・しょーもない国です。 マラウィ湖以外は何もない国。
でもマラウィの大統領は、ジンバブエの独裁者ムガベが大好き。 40万トンのトウモロコシをムガベ率いる与党『ZANU-PF』に寄付したこともあるほど。
こんなしょーもない国だが、中国はマラウィと軍事支援協定を結んで、400万USドルの無償軍事資金援助を行なっている。
日本→(ODA)→中国→(無償軍事援助)→マラウィ→(諜報機関を使って援助)→ジンバブエ→(野党支持者を弾圧・殺害)
こんな図式ですかね?
このジンバブエ問題も、真の黒幕は日本?
そんな、中国にベッタリ&ジンバブエの独裁者が好きな国マラウィが考えることと言えば・・・
匿名のマラウィ議会の情報筋によれば、「ジンバブエに輸出されるトウモロコシを運ぶトラックを使って、中国製兵器をジンバブエに持って行く計画」を進めているそうな。
頭悪りーな・・・
そもそも、アンゴラも、マラウィもジンバブエと国境を接していない国(近いけど)だから、絶対に第三国を通らないといけないわけで、いくらトウモロコシ用トラックを使おうが陸路はバレるだろ?
そんな中、最新の報道によれば・・・
色々な国のスパイたちがアンゴラで動き回る中、とある情報筋によると「アンゴラからジンバブエまでの兵器輸送には、中国の航空貨物会社MK Airが絡んでいるかも知れない」とのこと。
MK Airは、アンゴラの首都ルアンダから、ヨーロッパまでの航路を持っている。
ところが先週の土曜日、ルアンダを飛び立ったMK Airの貨物機が、中継地であるウガンダのエンテべ国際空港に到着するまでの間、17時間も行方不明になっていた。
17時間もどこに行っていたのでしょう?
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