
無職男の徒然日記15
| アントニオ猪木と戦うはずだった男 |
今日は微妙にテンションが高いので、独裁者シリーズ第3弾!
アントニオ猪木と戦う予定だった男の話です。 レフェリーは、あのモハメッド・アリに決まっていた幻の異種格闘技戦。
それは、ウガンダの『人食い独裁者』ことアミン大統領だ!
ウガンダって、アフリカ大陸の内陸にあるゴリラがいる国ね。
アミン側はアントニオ猪木との試合を承諾していたのだが、その直後に失脚。 残念ながら猪木との試合は幻に終わってしまった。
実現していれば、異種格闘技戦としては世紀に残る一戦だったことは必至。 イロモノとしてね。
分かりやすく言えば、『百戦百勝の鋼鉄の霊将』こと金正日が、K-1の魔裟斗と試合をするみたいな感じだ。
まぁ、金の必殺技は@「拉致すんぞっ!」と恫喝するか、Aテポドンの発射ボタンを押すくらいだと思うが、リングの上で恫喝口撃とボタン連射攻撃がどれほどのダメージを与えるのか?は疑問だ。
高橋名人ばりにテポドンの発射ボタンを連打したら、ファミコン世代の魔裟斗が見とれてしまって、その隙に魔裟斗の脳天に『キム・ヒョンヒ・チョップ』を振り下ろすとか作戦は色々とあるかも知れないけど、俺なら金正日の不戦敗か、1R3秒KO負けに1億ジンバブエドルを賭ける。
そもそも、絶対に格闘技の試合に出ないだろうけど・・・
一方のアミンだが、隣国タンザニアと戦争になった時、タンザニア大統領ニエレレに「一対一の殴り合いで勝負を決めようぜ!」と申し出たことがある。
戦国時代の一騎打ち気取りである。
「俺は片手でもいいぜ!」と豪語したらしいが、ニエレレにはあっさりシカトされた。
ちなみに、なんで隣国と戦争になったか?と言うと・・・
アミンの方からタンザニアに侵略したら、返り討ちに遭って、逆に首都に攻め上られて、最後は落ち武者になって失脚。
格好悪っ!!
一対一の勝負に自信満々のアミンだが、実はボクシングの元アフリカ・ヘビー級チャンピオンだったのだ!
その上、身長2mの巨漢とくれば、タンザニアの大統領も決闘するわけがねー!
タンザニア大統領がムエタイ王者だったとか、アフリカ最強の寝技師だったとか、ライオンも素手で仕留められる戦士出身とか、実は北斗神拳の伝承者だったとか、実はスーパーサイヤ人だったら面白かったのだが、残念ながら前職は学校の先生だったため、決闘することはなかった。
大学で経済学を専攻していたらしいから、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神キ〜ック!!」とかは出来たかも知れんが、死んでしまった今となっては、そんな技を持っていたのかさえ闇の中である。
さてアミンだが、元軍人である。
どんどん出世してウガンダ軍総司令官になった。 そして・・・アフリカお決まりのクーデターを起こす。
戦国時代でいうところの、謀反ってやつである。
天下を取ったアミンは、まず神輿を作った。
自分は神輿の上に鎮座し、その神輿を4人の白人に担がせ、その状態で「わっしょい、わっしょい!」と練り歩いた。
これが一般大衆にウケた。
ウガンダも他のアフリカ諸国同様、長らくイギリス植民地だった。
今まで植民地として白人に搾取されてきたウガンダ人民だが、突然巨漢のおっさんが現れ、今まで支配階級だった白人に神輿を担がせているのである!
人民が「キャーキャー」言うのも理解出来る。
続いて、ヒトラーを崇敬するアミンは反対派の大静粛を始めた。
この大虐殺で殺されたのは一般に30万人と言われているが、40万人かも知れないし、正確な数は不明である。
しかし、アミンがぶっ飛んでいたのはここからである。
「人肉は塩辛い」という発言が世界の度肝を抜く。 虐殺した人間のお肉を食べちゃったのだ。
これが『人食い大統領』という異名が付いた理由である。
アミン家の冷蔵庫には人肉が詰まっていたとかの話もあるが、それはただの噂だろう。 誰が冷蔵庫の中身チェックしたんだよ?!
テレビ番組『お宅訪問! 隣の晩御飯』とかで、お隣さん家に突撃訪問したら、偶々それがアミン家で、そのアミン家の冷蔵庫から人肉が出てきてビックリした・・・とかいう話なら納得するけど。
バラエティーのはずが、一瞬の内にホラー番組。
アミンの数々の言動も常軌を逸しており、「バカじゃないのか?」という噂がたったが、最終的には「バカはバカでも、ただのバカではなく、バカなフリも出来るバカ」という地点で収まったらしい。
つまり、要約するとバカってことだ。
暴君として暴れまくった末、アントニオ猪木との異種格闘技戦の話が出た。
現職の『人食い大統領』アミン vs アントニオ猪木である。
アミンはこの話を承諾したが、その1ヵ月後に失脚し亡命する。
このアミンだが、2003年8月に亡命先のサウジアラビアで病死した。 今からわずか5年前である。 |
 
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