ボダボダに乗って、ブジャガリ滝から8km離れたジンジャに戻り、一旦荷物を置いた後、ビクトリア・ナイル川を渡った先にある『ナイル・ブルーワリー』に行く。
『ナイル・ブルーワリー』は、その名も“ナイル・スペシャル”という全くひねりも何もない名前のビールを造っている。 味はまぁ普通で、スペシャルって程でもない。
この工場内にお土産物屋があるというので、やって来た。 昔の“キンチョー”のブリキ看板みたいな“ナイル・ビール”の看板があれば欲しかったんだけど、お土産物屋のお兄ちゃんがどこかに遊びに行って不在で、お店はカギが掛かっている。 10分程待ったが、戻ってきそうになかったので諦めて帰る。
再びジンジャに戻り、荷物を引き取り、バス・ターミナルへ向かう。
ここまでずっと同じボダボダを使っていたので、ボダボダのお兄ちゃんに約束通り5,000USh(約330円)払う。 多分、強引に値切れば4,500USh(約295円)まで下がったと思うが、さすがに可哀相だったし、その差35円だから・・・
でも500UShあったら、SM(タバコ)が5本も買えるし、サファリなら10本も買えるから、馬鹿には出来ないんだけどね。
ちなみに、ウガンダのガソリン代は1リッター2,100USh(約137円)。 まぁ、バイクは燃費が良いし、お兄ちゃんの頭の中にはバイクの減価償却とかないだろうから、考え方によっては儲かってるんだろうけど、間違いなくボダボダのお兄ちゃんをやっても金持ちにはなれないと確信した。
ミニバスでカンパラに帰ってきた。
宿は前回とは別の『Mukwano Guest House』のドミトリー(4人部屋)にした。 日本人宿泊客が多いという噂を聞いていたが、普通にウガンダ人宿で日本人は俺一人。
そろそろウガンダも飽きて来たので、ケニアの首都ナイロビ行き国際バスのチケットを買いに行く。
数社がこのルートにバスを走らせているが、俺が選んだのは『Akamba Bus』。
“エグゼクティブ”と“ロイヤル”の2種類のバスがあるらしいが、「運賃が高い方にしてくれ!!」と言って“ロイヤル”バスにした。 カンパラからナイロビまで42,000USh(約2,750円)もするが、何と!一列に3席しかない!!
これは、南アを除くアフリカではスゴイことですよ!
ただ、ミニバスも一列3席しかないのは一緒だが、そこに5人で座る・・・ ま、まさか“ロイヤル”バスに限ってそんなことは・・・
ナイロビ行きのチケットに大金を使ってしまったので、金を取り返しに『カンパラ・カジノ』に出陣。
しょぼいよ、『カンパラ・カジノ』!! テーブルだけは6、7台あるけど、スロットマシーンは20台あるかないか位で、普通に田舎のゲーセン程度。
ただ、テーブルでも最小賭け金が1,000USh(約65円)〜と安く、貧乏人でもディーラーのいるテーブルで遊べるのが魅力。
2時間ほど遊んで帰ってきた。 結果は秘密。 まぁ、“エグゼクティブ”バスでナイロビに行ける程の小金を、カンパラへの置き土産に寄付してやった、とでも言っておこう。 日本じゃ(タイでも)飲み代にすらならねー。
旅の出費;
宿代(2泊分): 10USドル
外食代: 8USドル
ボダボダ: 5,500ウガンダ・シリング
ミニバス: 2,900ウガンダ・シリング
宿代(1泊分): 8,000ウガンダ・シリング
外食代: 5,600ウガンダ・シリング
国際バス: 42,000ウガンダ・シリング
カジノ: 20,000ウガンダ・シリング
タバコ: 900ウガンダ・シリング
インターネット: 9,200ウガンダ・シリング
合計: 18USD+94,100USh(約8,235円)
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