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南アフリカ・ケープタウン日記


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2005年7月10日(日)
喧嘩

 彼女と喧嘩する。 別れるか、一緒に旅行に行くか、まで話が進むが、とりあえず自動車旅行には一緒に行くことで決着。 でも雰囲気は悪い。
 今日は喧嘩以外何もしていない。
 写真は、夕日。 「日本海に沈む夕日」と言えば誰でも信じるだろうけど、本当は「大西洋に沈む夕日」。

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2005年7月9日(土)
車受け取れず

 中古車ディーラーから電話が掛かってきた。 俺を迎えに来てくれると言う。
 Pick'n Payの前で待ち合わせをして、M24号線上にある店まで連れて行ってもらう。 その前に、ガサントに連絡を取って、彼にも店に来てもらった。

 支払日の件で、お互い意志の疎通が完全ではなかったが、月曜日にCash on deliveryで合意する。
 やはり安い買い物ではないから、車のコンディションを100%納得した後じゃないと支払いたくない。

 ディーゼル・バスのメカニックであるガサントに運転してもらって、状態確認。
 まず左後部の方向指示器のライトが切れている。 さらにハンドルが常時左に切れる癖があるのも直っていない。 それ以外は問題ないようだった。 運転時の排気ガス量がAAリポートで指摘されていたが、直っていたし、その他の指摘箇所も修理済みのようだ。

 ガサントには感謝感謝だ。色々申し訳ない。 帰りの車の中で彼が言っていたのが、「もし日本に初めて来た外国人が、自分の国に帰った後に『日本は良くない』と言ったら、どう思う」。
 続けて、「俺は南ア人だ。初めて南アに来た君が日本に帰った後に『南アフリカは良かった』と言ってもらえればそれでいい」だと。 カッコいいねぇー

 夕方、ヘルガとCSBでおしゃべり。 彼女と会うのも久しぶりだ。 ミュンヘンで仕事が決まって、今月末に帰る彼女と、来週末に南アを出る俺とでお別れ会をすることになった。

 写真は、木。

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2005年7月8日(金)
運転免許実技試験

 先週頃から屋根裏にネズミ一家が引っ越してきた。
 一昨日の夜には俺の『出前一丁』を2袋も食いやがった。 さらに昨日の夜はうるさ過ぎ! 運動会をしているのか、屋根裏で走り回るわ、チューチュー鳴くわ、で睡眠の邪魔をされた。
 これがお隣さんとかだったら、怒鳴り込みに行くところだが、さすがに屋根裏で、ネズミ相手となると怒鳴り込みに行けない。

 早朝5時45分に起きる。 外はまだ真っ暗だ。
 ミニバスに乗ってGreen PointのTraffic Dept.に行くと、自動車教習所『He&She』の車が待っていた。 教官を横に乗せて、最後の確認をする。
 まだ習ったことのなかった手信号や緊急停止の練習をし、7時45分から始まる実技試験に備える。

 俺の試験官はヒゲ面の無表情なおっさん。
 他の試験官は女性とか明るそうな人なのに、俺のは厳しそう。
 まずは車に乗り込む前の外装点検から始める。
 「ウィンドウ、汚れ無し、傷無し」、「タイヤ、溝・ナットOK、傷無し」と続け、車を1周しながら点呼する。 助手席側を点呼していると、教官に「内装の点検をしろ」と言われる。 あれ?まだ外装の点検は全部終わってないんだけどね。
 ちょっと心配になりながら、内装の点検をする。 ところがこれも途中で中断され、次は3点ターンと、車庫入れと、縦列駐車をさせられる。 無表情なだけに、今の状況が読めずちょっと緊張・・・

 続いて路上試験に移る。 ところが、Traffic Dept.の直ぐ近所の小道をちょこっと走っただけで、「戻れ」と言われた。
 実技試験の制限時間は40分なのに、20分も経っていない。
 え?終わり?とTraffic Dept.の車庫に車を止めて、恐々試験官の顔を覗き込む。 相変わらず無表情で紙に何かを書き込んでいたので、思い切って聞いてみた。
 すると一言「OK」。 何が?

 試験官に渡された紙を持って、窓口に行く。
 He&Sheの教官は、俺があまりに早く帰ってきたもんで、開口一番「落ちたのか?」。 実際、俺以外の人が帰ってきたのは、だいぶ後になってからだった。

 マジでー?!、と思いながら試験結果の紙を渡すと、教官も受かったのか落ちたのか分からないらしく、色々な人に聞き回っている。 皆も、「受かった」、「落ちた」と適当。
 おいおい、どっちだよと思っていると、Traffic Dept.の職員がテスト結果を見てくれて、「Well done!」。

 受かった!
 窓口でも「Congratulation」と言われ、ついにDriver's Licenceを手に入れる。 でも貰った免許証はA4紙サイズのデカさで、2ヵ月後にもう一度Traffic Dept.に来たらカードの免許証を発行すると言う。 なんか面倒くさい・・・
 旅行から帰ってきたら、また来ないと。

 CSBでコーヒーを飲みながら、合格の余韻に浸っていると、FNBから電話が掛かってきた。
 送金した分のお金の受け取り申請が無事通過し、南アの口座に振り込んだと言う。 しかも俺が南アに来て以来最高の為替レートで、TTBで1ドル=6.81!!
 車を買って、さらに旅費まで出る。

 いやー、今日はなんて幸せな日。 運転免許実技試験にも受かり、裏送金も無事ゲット。

 写真はアフリカとは全く関係のない、タイのサムイ島。

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2005年7月7日(木)
保証金

 朝、パスポートのコピーを持って、Lansdowneにある中古車ディーラーに行く。
 昨日、ガサントが渡しておいてくれたAAリポートの問題指摘箇所の修理を確認し、デポジットとして1,000ランド払う。
 自動車の名義変更手続きも平行してやってもらう。
 明日の夕方までには修理、手続きとも完了させるということだったので、ガサントと土曜日に来て試乗点検をして、問題がなかったら残金を払う約束をする。

 ガサントはケープタウン市営バスで働いていて、ディーゼル・エンジンのメカニックだから、彼にチェックしてもらうと助かる。

 FNBに行って、昨日口座に振り込まれたお金の受け取り申請をする。
 裏で送金したため、聞いたこともない会社(しかも鉄鋼会社)から振り込まれた形になっており、窓口のおばちゃんに説明をするのが大変だった。
 元々存在しない話を、つじつまを合わせて説明しようとするが、やはり意味不明な説明になってしまい、おばちゃんに「意味分からない」と怪しまれつつも、なんとか無事申請が通った。 無事受け取れるか?明日次第だ・・・

 夜のテレビは、ロンドンの爆弾テロ一色。 でもアメリカ・イギリスの爆撃で死んだイラク・アフガニスタンの民間人の数に比べれば、今回の死者の方が少ないじゃん。
 「テロとの戦い」=「戦争」なわけだから、自国が攻撃されて当然。 それを「テロは絶対悪」と民衆を洗脳することで、自国が攻撃されると被害者面し、逆に相手を攻撃する時は「民衆を解放する」という大義名分の下で、侵略行為を正当化する。
 でも世界のジャイアンとスネ夫には誰も逆らえない。 日本は・・・便利さだけが取り得の竹コプターだな。

 写真はアフリカと全く関係のない、モルジブの水上コテージ。

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2005年7月6日(水)
速い!

 銀行から電話が来た。 お金が届いたと言う。 海外送金で1日って、電信送金より速い。
 さすが**のネットワーク!
 しかも両替レートも銀行より良い。 銀行に行って、受け取りの手続きに必要な書類をもらってくる。

 病院に行って、黄熱病の予防接種をしないといけない。 あと、車で入国する際にどのような手続きが必要なのか、訪問先の各国大使館に電話して問い合わせないといけない。
 色々旅行に向けてやることがある。
 しかも、考えたら明後日は運転免許の実技試験だ・・・ 来週末にはケープタウンを発つ予定だけど、大丈夫かな?

 夜、アキ、タミコが家に来て飲む。
 ガサントから電話が来て、近くのPick'n Payで会う約束をする。 待ち合わせをして、AAリポートを渡す。
 AAリポートで指摘されている問題箇所は土曜日までに直してくれるそうだ。 ようやく話しが進んできた。

 写真はアフリカとは全く関係のない、韓国のスキー場。

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2005年7月5日(火)
送金

 南部アフリカの150万分の1地図を買う。
 南アフリカからDRCまでの道路地図が載っている。 色々な会社で出している地図があったが、MapStudioで出している地図が一番見やすかった。
 ただ、表示距離に関しては他の地図よりも短いのが気になる。 表示距離が長い方が、移動時間を算出する時に余裕を持てるが、短い方で移動時間を算出して、距離が合っていなかったら大変だからだ。

 自動車購入資金の送金の目処がようやく付いた。
 正規の海外送金が面倒過ぎるので、裏で送金することにした。 今日、自動車購入資金を闇送金ブローカーに送金する。 24時間以内に南アの口座に届くというから、早過ぎ!

 5月26日分の日記に関して、内容を正すメールが来たので訂正。
 Cape Studiesのオーナーの彼氏ダニエルが人を轢き殺したという話をステファンから聞いた件で、彼が人を轢いたのは3回目ではなく、初めてだそうだ。
 轢いた理由は、泥酔者が高速道路を横断したため。
 さらに事故の後に、アメリカ旅行をしたのは2人ではなく、イェンスだけとのこと。

 夜の作戦会議で、ナミビアからボツワナへ入るルートを変更した。
 当初、B8号線を東に向かってカプリビ州に入ってからボツワナに入る予定だったが、カプリビ州はアンゴラとの国境地帯で、地雷が埋まっているという。
 地雷を踏むにはまだ若すぎるので、ルートを変えた。
 首都ウィンドフックに一度南下してから、B6号線で東に走ってボツワナに入ることにした。

 写真はアフリカとは全く関係のない、アユタヤの象。

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2005年7月4日(月)
モヒカン

 今日はそれなりに動いた。
 まず、ホームセンターに行って、テントの杭を打つハンマーを購入。 これで風に飛ばないようにテントが張れる!
 さらに予備用ガソリン・タンクを購入。 これは砂漠やサバンナを走るときに必要だと思ったから買った。

 その後、床屋に行く。 前回、失敗してテクノカットになってしまい、それが伸びて来たら田舎の中国人みたいになってきた。 これでは、歩いていて「ニーハオ」と言われても仕方がない。 そこで今回はモヒカンにした。 赤く染めようかな?

 これで今月中旬には南アを出れそうだ。 早速、家で作戦会議をする。
 今まで全くの無計画の旅行をしていたが為に、アジアを出るまで7年も掛かった反省を踏まえて、計画的な旅行をする。 まず、各国の行きたい場所を選んで、全部選んだ後に日程を合わせていく。 日程が合わない場合は、行く場所を減らすなど変更をすればいい。

 日本の運転免許証の書き換えのために、遅くとも11月頭までには日本に一時帰国しなければいけないのが嫌だが、それに合わせて計画を立てないといけない。

 今日はナミビアをどこから入って、どこを回って、どこから出るのかを決めた。
 入国ポイントは3度目のNoordoewerにする。 正直飽きたけど、ここ以外のルートは時間、金銭面の両方で無駄が多い。
 フィッシュリバー・キャニオン、セスリエムのナミブ砂漠、スワコップムンドまでは5月の旅行と同じ。

 その後、スケルトン・コースト国立公園を海岸沿いに北上し、カオコランドに向かう。
 ここら辺から4WDの本領発揮だ。 カオコランドはアンゴラとの国境付近で、裸族のヒンバ族がいる。 裸族マニアの俺としては、ヒンバ族抜きのナミビア旅行はカツの載っていないカツカレーみたいなもんだ。

 カオコランドの後は、ナミビアのハイライトであるエトーシャ国立公園。 野生動物の宝庫らしい。

 この後、アンゴラとの国境沿いを東に向かい、カバンゴ川からは川沿いに南下して、ボツワナ共和国に入る。
 ボツワナにあるアフリカ最大の湿原地帯オカバンゴ・デルタに行くにはベストのルートと思われる。

 後は、日程を考えるのに道中のどの町で食料の調達が出来るのか、ガソリンを補充出来るのか計算しないといけない。
 買うかどうか迷っていた電気クーラーボックスを、やはり購入することにした。 地図を見ていたら、絶対に必要な気がした。

 写真はアフリカとは全く関係のない、コイン精米機。





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