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南アフリカ・ケープタウン日記


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2005年6月26日(日)
計画性ゼロ

 考えたら、南部アフリカ旅行のための準備も全くしていない・・・ 黄熱病、A型肝炎の予防接種とか、マラリアの薬とか準備しないと。 注射嫌いなんだけどな。

 あと、すっかり忘れていたが、来月8日には自動車運転免許の実技試験があった。 53Kの勉強をしないと・・・ 自動車に乗る前に、タイヤのボルトの締りとか、車の下など点検する項目が決まっていて、それを覚えないといけない。

 色々やることはあるが、何もやっていない。 ヒマラヤにトレッキングに行った時も、何も準備せずTシャツで行って、ルクラでゲストハウスの親父に「死ぬぞ」と呆れ顔で言われたのを突然思い出した。 結局、ルクラで登山用ジャケットを借りて、上に行ってから死なずに済んだ。

 写真は、ケープタウン駅。

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2005年6月25日(土)
エマニュエル

 今後の予定を立てる。 「立てる」と言っても、車の購入資金次第で、海外送金の目処がまだ立っていないから、どうしようもないんだけど。
 海外送金の手段もまだ分からないが、為替レートも問題。 タイ・バーツと南ア・ランドの為替レートが、タイと南アでは36%も違う。
 70万バーツをタイ側でランドに両替されてしまうのと、南アでランドで両替するのとでは、47万円分の差が出てしまう。
 タイでランドに両替されてから送金されると、47万円捨てることになる・・・ 海外送金めちゃくちゃ面倒臭い!!

 夜、テレビを付けたらシャロン・ストーン主演『Sliver(邦題:硝子の塔)』をやっていたので観る。
 終わった後にチャンネルを変えたら、『エマニュエル7』をやっていた。 シャロン・ストーンのせいで、『エマニュエル』を一番最初から観れなかったぞ。
 結局、深夜2時半までテレビを観ていた。 しかし、『エマニュエル』シリーズが“7”まで続いていたなんて知らなかったぜ。 しかもネタが尽きてきたらしく、舞台は近未来のパリで、エマニュエルはババアになっていた。

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2005年6月24日(金)
Castle of Good Hope

 ウォーターフロントのVodashopに行って、3G/GPRS data cardを借りる。 1日20ランドの基本料+2.50ランド/MBの料金設定だが、試しに1週間ほど借りてみることにした。

 その後、街中にあるCastle of Good Hopeに行く。 無理やり訳せば『喜望城』か? ケープタウンに来て半年経つが、はじめて来た。
 行ってみて思ったのだが、函館の五稜郭と一緒。
 五稜郭に行ったことはないが、教科書で見た形そのまんまだった。
 帰ってから、辞書で“五稜郭”を調べたら「洋式城郭」で、「蘭学者武田斐三郎が設計」と書いてあった。 そりゃソックリな訳だ。
 Castle of Good Hopeを建設したのはオランダだし、時期的には五稜郭のだいぶ前だからな。 わざわざケープタウンに来てCastle of Good Hopeを見なくても、函館に行けば同じものを見れる。

 ちなみに最近までCastle of Good Hopeは南アフリカ陸軍司令部として使われていたが、今は博物館として一般公開されている。
 日本でも名古屋城を自衛隊の司令部として使えばいいのに・・・ もちろん天守閣は幕僚長の部屋だ。 ミサイルが飛んで来たら最初に死ぬけどな。
 北部方面総監部は五稜郭に置くべきだ。
 南アフリカには負けていられない。 東北方面隊には、仙台城がある。
 PKOで海外に派遣される時には、鎧と兜で出陣。 負けたら、小泉が切腹。 夢は広がる。

 写真は、Castle of Good Hopeの近くにある市役所。 立派だから、ずっと国会議事堂だと思っていた。

 夕方、ガサントと会ってAAリポートを受け取る。 7ページに渡る検査結果で、詳しく車のコンディションがコメント付きで書かれている。
 エンジンフィルターを交換さえすれば、エンジン自体は問題なさそうだ。 右のワイパーの修理が必要らしい。
 AAリポートで指摘された箇所を修理し終わったら、デポジットを払って購入の手続きに入る話をガサントとする。
 でも、車購入資金の送金の目処はまだ立っていないんだけどね。

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2005年6月23日(木)
HIVテスト

 タイの銀行からメールが来た。 昨日、問い合わせをした返信で、どうやらネットバンキングで国際送金が出来るみたいだ。 俺の南アの銀行口座情報を教えて、また返事を待つ。 国際送金の限度額は2万ドルみたい。
 送金目的を「学費」にしてみたけど、学校からのレターとか必要だったら面倒臭いなぁ〜

 今日読んだニュース。 昨年、民間の調査機関が南アフリカ全国1,700の学校を対象にHIVテストをした結果が最近報道された。
 調査では、学校を戸別訪問して教師らに任意でテストを要請。 83%の教師が同意して検査に応じた。
 その結果、昨年1年間でエイズで死亡した教師の数は4,000人、現在HIV陽性の教師は全国の教員総数の13%に当たる45,000人であることが判明した。

 以前、学校の授業で「なぜサハラ以南のアフリカでHIV感染者が多いのか?」討論したことがあった。
 当然、色々な要素があって答えなど出ないが、彼らの文化が原因の一つになっているのではないか?という意見があった。 文化とは、一夫多妻制だ。
 現在、サハラ以南のアフリカのほとんどの国で法律上は認められていない一夫多妻制だが、文化としては残っている。 色々な部族がいるから、全部の黒人には当てはまらないが、ガボン人にとっては、一夫多妻でどれだけ大きなコミュニティーを作るのかが、“男”としての価値を高めると、彼ら自身が言っていた。 そしてそれが金持ちへの近道だと思っている。
 これでいくと、もし男がエイズになったら、何人もの女が自動的にエイズになるわけだ。

 南アフリカの黒人に関しては、文化的背景は知らないが、やってることはガボン人と似たようなもんだ。 マジメそうな南ア人と付き合ったドイツ人の女の子がいたが、彼女がドイツに帰った途端、彼は彼女の女友達に「I miss you」と毎晩メールを送っていたし、他の女友達と俺とでクラブに行った時には一生懸命にその子を口説いていた。
 ドイツ人の子にしたら、「彼は違う」と思ってるだろうけど、教師の13%がエイズの国でそんなこと分かるわけないんだけどね。 前、彼女に「彼氏からHIV検査結果表を出してもらったら?」って言ったら、「そんなこと失礼で言えない」と言われちゃった。
 ま、同じことを感染した後にも言えるんだったらいいんだけどね。

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2005年6月22日(水)
自動車購入資金が・・・

 ウォーターフロントに行って、Vodacomで出している『3G/GPRS Data Card』を借りに行く。
 このデータカードを自分のラップトップに差し込めば、家でもネットに接続でき、通信速度は384kbps。
 ところが、最低契約期間が2年と言われ、諦めざるを得なかった。 他の会社で1日単位でレンタルをやっているから、そっちで借りようかな?

 インターネットバンキングで、タイの銀行口座から200万円を友達の口座に振り込もうとするが出来ない・・・
 振り込もうとすると、『Over Limit Amount』と表示されエラーになる。 っていうか、Limitって幾ら? 金額を変えて、30万円で試してみるがやっぱりダメ。
 げ!俺の自動車購入資金が・・・ どうしよう?
 予定では、友達の口座にお金を振り込んで、彼に俺の南アの口座に振り込んでもらおうと思っていたのに。

 夜、先週の日曜日に買ったSeidelbergの白ワインを持って、学校のレジデンスに行く。
 ボリビア人のロナウドと、メキシコ人のホセ、名前を忘れたドイツ人のお兄ちゃんと飲む。
 最近、テレビでよくボリビアのニュースを見たから、何が起こったのか聞いたら、ボリビアの大統領選挙が先週あったらしい。
 でも確か何人か死んでたような気がしたけどな。 ちなみに、この3年間でボリビアの大統領は3回変わっているそうだ。

 日付が変わる前に、帰る。 今日は久しぶりに歩いて帰ってみた。
 やはり寒いからか?、夏の時期に比べて立ちんぼの数が少ない気がする。

 写真は、動物園で見付けた鹿みたいな変な動物。 右がお母さん動物だと思うが、子犬より小さい。

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2005年6月21日(火)
語学学校行き中止

 午前中に『Inlingua』という語学学校に行ってみる。
 この語学学校はCape Studiesから歩いて行ける所にあり、ウォーターフロントの直ぐ近くだ。
 とりあえず3週間ほど学校に通いたいのだが、俺の持っているStudy Permitを4週間延長してくれるか?聞いてみた。 そしたら難しいみたい。
 俺がバンコクで取って来たStudy Permitには、Cape Studiesという学校に通う旨が記載されており、違う学校で延長しようとすると、Home Affairs(タイのイミグレーションと一緒)にCape Studiesからのレター、復路航空券、預金残高証明、Inlinguaからのレターなどの書類が必要らしい。 面倒臭い・・・ やっぱり語学学校行きもやーめた。

 マダガスカル行きの航空券は25日分のフライトも未だにウェイティング。 来週のビザ切れの前に、どの国に出るか色々考えたが、特に飛行機に乗ってまで行きたい国がない。 基本的に飛行機嫌いだし。
 そこで、ケープタウンから一番近い外国ナミビアに行くことにした。 またまたナミビアだ。 しかも4WDを買ったら、またナミビア行くし。

 ナミビア行きにレンタカーを借りる。 VWのゴルフChicoという一番安い車だ。 Chicoは、エアコンなし、パワステなし、パワーウィンドウなし、センターロックなしの1,300ccのチビ車。 砂漠に行くわけでもなく、国境を越えたら直ぐ帰ってくるから、こんな車で十分。
 2人で最短2日で行って帰ってきたら、バスでナミビアに行くのと値段は大して変わらない。 バスで行ったら、ナミビアの首都ウィンドフックまで行かないといけないしな。

 30日に南アを出て、ナミビアの国境で1泊。 7月1日にまた国境を越えてケープタウンに戻ってくる、というバカみたいな予定。

 俺が住んでいる離れの大家さん(母屋に住んでいる)の元妻が先日亡くなったらしい。
 なんだか複雑でよく分からんのだが、母屋にはイタリア人のお爺さんと、彼の元奥さんの南ア人のお婆さんと、誰だかよく分からないおばさんの3人が住んでいた。
 “元”奥さんなのに、なんで一緒に住んでいたのかは謎。 前までお爺さんよりピンピンしてたし、車も運転してたのに、ぽっくり逝ったみたい。

 今日のCape Timesの記事。 ケープタウン中心部から向かって北東にあるMilnerton地区で起こった事件で、82才のお婆ちゃんが、自分の娘(55)、孫(26)を拳銃で射殺した後に、自殺をした。
 第一発見者は娘の旦那Maurice。 近隣の住人は、閑静な住宅街で起こった事件に驚きと戸惑いを隠せない様子で、ある近所の人は「彼らはどんな人でも家に招き入れる敬虔なクリスチャン家族だったのに・・・」とコメントし、他の住民も「いつも幸せそうに見えたのに」と、事件が起こった原因が分からない様子。

 夜、テレビで日本の95才の爺さんが50m走で22秒04の“90才以上シニア世界新記録”を出したとやっていた。
 でも正直言って、この爺さんより俺の方が速い。

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2005年6月20日(月)
マダガスカル行き中止

 旅行代理店にマダガスカル行きの航空券の確認に行くが、どの便も満席で予約が取れない。
 値段は高いし、混んでるしで、行く気がなくなってきた。
 そこで、3週間ほど語学学校に行くことにした。 ただし条件として、俺のビザを4週間ほど延長してくれる学校。
 今まで通っていたCape Studiesに行けば早い話だが、もう5ヶ月間の休暇を取っちゃったし、どうせなら他の学校も見てみたい。
 計算してみたが、3週間学校に通う金と、マダガスカル行きの航空券では、学校に通った方が安い。 ビザさえ延長出来れば、7月8日の運転免許実技試験も受けれるし、車を買って旅行の準備が終わるまで南アを出る手間も掛からない。

 夕方、ガサントと会う。 AAでの検査を明日に予約してもらって、明日か明後日にはリポートを受け取れる手筈になった。 ま、リポートを読んだところで車ド素人の俺には何が何だか分からんがな。

 今日のCape Timesの記事。 先週Cape Town中心部から南東に少し走ったところにあるRondebosch Eastで起きた生後6ヶ月の幼児(Jordan-Leighちゃん)殺害事件の続報。
 この事件は、4人組のナイフで武装した男達の1人が、宅配便業者を装って家にやってきたところから始まる。
 犯人は最初に対応に出たお手伝いさんに、Vernon Nortn(幼児の祖父)宛ての小包の宅配で来たと告げる。
 Vernon North宛ての荷物は珍しくなかったため、お手伝いさんがドアを開けたところ、4人の男達が家の中に侵入。
 その時家にいたお手伝いさんと、幼児の叔父(18)は縛られてバスルームに閉じ込められる。
 叔父はJordan-Leighを逃がしてくれるよう犯人の1人に嘆願するが、犯人は彼女を別の部屋に連れて行く。
 その後、犯人達は家の中を荒らして、貴重品や拳銃の入っている金庫を強奪して逃走。
 犯人達が去った後に発見されたJordan-Leighちゃん(生後6ヶ月)は、刺されて血の海に倒れており、病院に搬送されるも既に死亡していた。

 他のニュースも殺人事件。 昨晩、Pollsmoor刑務所の看守がカイェリッシャ(ケープタウン最大のタウンシップ)で撃たれて殺されたという話。
 犯人2人組は看守の車で逃走。

 やだね、殺人事件ばかりで。 南アの平均寿命がますます短くなる。
 南アの平均寿命が50才で、HIV感染率が把握されているだけで20%だから、今後ますます平均寿命は下がってくるはず。 これに少子化がプラスされたら、数百年後には南ア無くなるかもな。





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