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南アフリカ・ケープタウン日記


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2005年12月26日(月)
今年最後の週

 健康的に午後に起きる。 今日も良いお天気だ。 外に出ると、歩道でうつ伏せになって倒れている黒人がいた。 彼もお天気がいいから、お外で日光浴を楽しみながら昼寝をしているんだろうねぇ。 幸せそうで微笑ましい。

 クリスマス休暇で、今日も閉まっている店が多い。 そんな中、なぜかいつもガラガラのKFCが混んで行列が出来ていた。 テレビのCMで、KFCでセットを買うと『キング・コング』のオモチャが付いてくるってやっていたから、それのせいかな? 俺も並んで買わないと!

 同じ家に住んでいるアレックスが、明日の早朝にドイツに帰るらしい。 結局、一度も一緒に食事に行かなかった。 今晩は最後の夜なので、テーブルマウンテンからケープタウンの夜景を見に行くと言う。 誘われたけど、面倒だから断った。

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2005年12月27日(火)
銀行巡り

 今日は早起きをして、12時に起床。 いやぁ、清清しい昼の空気の中で目覚めるのは素晴らしいね!

 今日は色々と動いたぞ。

 Pick'n PayにあるFirst National Bankに行って、トラベラーズチェックが買えるか聞いてみる。 受付のお姉さんによると、外貨の売りはメイン支店でしかやっていないらしく、シーポイント支店で聞いてくれと言われた。
 続いて、FNBの向かいにあるRennies Bankに行ってみる。 ここで同じことを聞くと、パスポートと飛行機チケット、外貨持込を証明出来るものを持参すれば、トーマスクックのトラベラーズチェックが手数料2%で購入可能だそうだ。 あっ、飛行機チケットじゃなくてバスチケットでも大丈夫か聞くの忘れた・・・

 ノン・レジデンス(非居住者)でもT/Cが買えると分かったら、ちょっと安心。 タイでT/Cを買った時は労働許可証が必要=旅行者は購入不可能だったから、南アでも一緒だったらどうしようと心配だったのだ。 国によって外為法が違うから、非居住者のT/C購入が不可能な場合もある。

 ちなみに、Rennies Bankでノン・レジデンス向けの定期預金をやっていて、ちょっと興味あり。 5,000ランド(約9万円)~49,999ランド(約90万円)までの預け金額だと、12ヶ月で年利6.25%が付く。 Renniesの財務状況を調べて、問題がなかったら5,000ランドだけ預けてみようかな。 9万円を12ヶ月預けて、税引き前利子が約5,625円だったら、お小遣いくらいにはなる。
 問題が、日本から口座のお金を下ろしに行く場合、預け金より高いお金を飛行機代に払わなければいけない。 利子が高くも意味ねぇー!

 さらに、Rennies Bankでは『Cash Passport』なるカードも扱っている。 詳しく調べていないが、多分シティバンクの『ワールドキャッシュ』と似たようなカードみたい。
 ただデビット機能も備えており、VISA Electronのマークのある店で使える。
 さらに、世界160カ国のATMで現地通貨を引き出し可能だ。
 ただこのカードにも問題がある。 まず、シティバンクの『ワールドキャッシュ』もそうだが、適用為替レートが悪いはず。
 さらに根本的な問題として、俺がこれから行こうとしているところで、クレジットかATMかデビットかの種類に関係なく、“カード”を使えるとは思えない。 ルワンダの虐殺記念館で『Cash Passport』使えるかな? 無理だろな・・・ キリマンジャロにATMあるかな? ねぇーだろな・・・

 前回の南部アフリカ周遊旅行の時にも思ったが、やっぱ現金が一番。 しかもUSドル。 メティカシュを手に入れるには、USドルの現金しかないんですよ! (知らない人のために説明すると、メティカシュとはアフリカで一番美味しい食べ物です)

 銀行巡りの後はシティ(写真)にあるホームセンター『game』に行って、旅行用のカギを買ってきた。 リュックにカギをかけたり、ロッカーにカギをかけたり、バックパッカーにカギは必須だ。
 ついでに、『Revolution』のニューアルバムCDも買っちゃった。 だって、バックパッカーにCDは必須だから。

 夜は、台湾人の友達と飯を食いに行く。 「私が払うわ」、「いやだー奥さん、私が払うわ」、「いえいえ、それはダメよ」、「いえ、ここは私に払わせて」という日本の主婦並みの押し問答の末、おごってもらっちった! こういう時は、引き際が大事だからね。 色々言いながらも、払う気がなかったりする場合、いきなり「じゃ、お言葉に甘えて」と引くと、甘えられた方は不意打ちで「えー!?」となるからね。 引くタイミングが重要なのです。 あまり早い段階で引くと、「あの奥さん、ケチよ」と陰口を叩かれちゃうし。
 いずれにしても、ガンガン頼んで、ほとんど残したから申し訳ない。

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2005年12月28日(水)
正月気分ゼロ

 今日は天気がよいのだが、風が強い。 カツラが飛びそうで怖い。

 あと3日で正月だというのに、正月気分ゼロ。 日本で最後の正月を迎えたのが、かれこれ8年前になるが、それ以来正月気分になったことがない。
 思ったのだけど、日本ではテレビを見るから嫌でも正月気分になるが、海外ではあまりテレビを見ないから正月気分にならないのかも。 日本は番組もCMも正月モード全開だろうな。

 1999年の正月はイギリス人のティムとオーストラリアのダーウィンにいたが、大雨で寂しい感じだった。
 2000年の正月はSS長官と、タイ・バンコクよりも地方の方が盛り上がっているのではないかと考え、31日にバンコクから4時間も掛けてコラートに行ったはいいが、通りに人はいないし、店は閉まってるし、ビアホールでバンコクのお祭り騒ぎをテレビで見ながら新年を迎えた。 ちなみに最初のビールが来るのを待っている間に2000年が来た。
 ↑と、日記に書いてあった。
 2001、02年は全く記憶にない。
 2003年の正月は彼女とインドネシアのバリにいた記憶がある。
 2004年の正月は部屋で1人で石臼をヤスリで削って自作灰皿を作成中に新年を迎えた。 あれ?これはタイ正月だったかな? ちなみに灰皿を完成させるのに1週間掛かった。
 去年の正月はタイにいたが、プーケットの津波被害があったので国全体でお祭りイベントが自粛され、ずいぶんと静かな正月だった。
 今年の正月は南アフリカ。 大西洋から登る初日の出をみるか。 来年は俺の人生の中でアフリカ年になる。

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2005年12月29日(木)
ギャンブル

 “ギャンブル友達”のリジィと2人でカジノに行く。 何度も行っているので、日記にも何回か書いた覚えがあるが、『Grand West Casino』は1,750台のスロットマシーンと、66台のテーブルの他に、アイススケート場や映画館、クラブなどもあり、家族連れでも楽しめる複合娯楽施設。

 と言っても、俺らはアイススケートなんてどうでもいい。
 今日の俺の軍資金は少なめの500ランド(約9,500円)。 実は俺って意外と堅実なんです。 ギャンブルって限がないし、“人生”がギャンブルだから、それで充分。 それにケープタウンって簡単にカジノに来れちゃうから、お遊び程度が調度よい。

 まずは200ランド(約3,800円)でスタートし、頑張って2.3倍の470ランド(約8,900円)まで増やすも、500ランドを目前にして平常心を失ってしまい、アッという間にゼロ・・・
 さらに200ランドを機械にぶち込み、3時間掛かってようやく412ランドまで回復。
 投資した分は回収出来たし、12ランド(約200円)貰って5時間遊べたと思えばいいや、と潔く止めた。
 ところが、リジィは俺から借金してまでも、まだ続けると言う。 ボケーっと待ってるわけにもいかず、結局俺もやることにした。

 再度200ランドからスタートし、今度は平常心を失わずに5倍の1,024ランド(約19,500円)にした。 『平常心を失わず』にって言うか、深夜3時を過ぎると眠くて欲とか湧かないし。
 ここで俺は潔く止めたが、リジィは「皆には内緒よ」と言いながら、さらに俺から借金を重ね1人続けていた。 合計で、俺が儲かった分くらいは捨てている。

 俺はルーレットとブラックジャックしかやらないが、彼女はスロットマシーンしかやらない。
 ルーレットとは、数字が書かれた円盤の周りを玉がコロコロ転がって、どの数字のところに落ちるかを当てるゲームだ。 “0”から“36”までの合計37の数字があり、“0”以外の“1”から“36”は赤色と黒色に分かれている。 赤か?黒か?を当てるだけの2択なら100円賭けても100円しか返って来ない(儲けなしだ)が、数字をピタリ的中させれば100円賭けたら35倍の3,500円返って来る。

 俺はスロットマシーンはよりギャンブル性が高く、勝つか負けるかは機械任せの運次第だと思っている。 ボタンをピコピコ押してるだけで、つまらないし。
 その点、ルーレットの方が数学的に考えても勝つ確率が圧倒的に高い。 俺の賭け方で勝てる確率は、計算では48.648%。 勝った場合の配当は1.94倍。 地味だが、約2/1の確率で勝てて、賭け金が約2倍になると考えれば悪くない。
 それはなぜか?!と、熱くルーレットについて語ろうと思ったが、どうせ皆は興味ないだろうし、長くなるから、興味があったら自分で計算してくれ。

 深夜、いや早朝5時に帰って来る。 帰りの運転中も、目の前をルーレットが回っている・・・

 写真はカジノの内部(盗撮)。 写真撮影禁止で、片耳にイヤホンを突っ込んだお兄さんがいっぱいウロウロしているから、見付からないように激写。
 カジノの広さは、学校の体育館2つ分くらいかな?

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2005年12月30日(金)
銀行巡り②

 眠た過ぎる! 早朝5時に帰ってきて、そのまま起きていようかと思ったが、7時に我慢出来なくなって寝てしまった。

 11時に起きて、銀行巡り。 今日は今年最後の営業日だから、色々と調べておかないといけない。

 まずFNBのシーポイント支店に行く。 ここでは毎週火曜日しかトラベラーズチェックを買えないらしく、さらにビザしか買えない。 発行手数料は1.45%。
 ただ良い点が、FNBに口座を持っていればT/Cを買うために必要な書類は、パスポートと航空券のみ。

 次にウォーターフロント内のAmerican Expressに行く。 ここでは発行手数料1.25%+V.A.TでT/Cを購入可能。
 ただ必要書類が、パスポートと航空券、さらに6ヶ月以内に発行された海外送金証明書または両替証明書が必要だ。 俺が『ケムケム号』を買うために、タイから送金した時の海外送金証明書は7月7日付けだから、1月6日までに買わないといけない。 ギリギリだ・・・

 銀行巡りの後は、引越し。
 なんか知らないけど、俺が今住んでいる離れに1月1日から韓国人2人が引っ越してくるらしく、強制的に母屋の部屋に引越しさせられた。

 写真は、最近乗っている車トヨタ・TAZZ。

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2005年12月31日(土)
大晦日 in 南半球

 12月31日のくせに、どの店も開いている。 何なんだ?平日気分満開のこの町は?! えっ? 今日って本当に大晦日?
 シティに行ってないから知らないけど、シーポイント、グリーンポイントはイルミネーションがあるわけでもなく、『Happy New Year』と書かれた垂れ幕があるわけでもなく、表現出来ないくらい“普通”。
 だっせー、ケープタウン。 やっぱお節料理を食べない人種は駄目だな!

 ヒマだから、インターネットに行ってヤフー・ニュースを見たら、『オーストラリアではビーチで正月を迎え~』だと。 アホか? オーストラリアだけじゃないだよ。 ケープタウンだって、お姉ちゃんが水着でスーパーマーケットをウロウロしているぜ。 南半球がオーストラリアだけだと思ったら、大間違いなんだよ! オージービーフのくせに・・・こっちはスプリングボックミートだぜ。

 夜、台湾人のメラックと一緒にリジィの家に遊びに行く。 お年玉で、メラックには『少林サッカー』のDVDを、リジィにはRoy OrbisonのライブDVDをあげた。

 深夜11時、3人でウォーターフロントに行く。 大晦日はシティとウォーターフロントが盛り上がるらしい。
 確かに、すごい人手(写真)。 ようやく“正月”って感じ。 ライブをやっていて、ボブ・マーリーを聴きながら皆踊っている。 夏祭りだな・・・
 さぁ、ビールを飲みながらカウントダウンを!と思い、ビールを買おうとウロウロしている間に、2005年が終わった・・・ 2000年の正月を思い出してしまった。

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2006年1月1日(日)
元旦

 สวัสดีปีใหม่
 Gelukkige Nuwejaar!!
 いやー、ついに仏歴2549年が来ちゃいました。 しかも、ビールを買おうと人混みをかき分けながらウロウロしている最中に。
 カウントダウンがなかった(聞こえなかった?)から、いきなり皆が大歓声を上げるので、え?何?って感じで時計を見たら、2006年でした・・・

 ちょっと話が飛ぶけど、ヨハネスブルグのヒルブロー地区の元旦は凄いらしい。 ヒルブローって、めっちゃ危ない地区なんだけど、元旦は皆さんイッちゃってるらしく、アパートから道路に向けて家具家財を投げるのが習慣になっているそうだ。 道路を歩いたら最後、2階から飛んで来る冷蔵庫やテレビに当たって死ぬらしい。 壮絶な死に方で、イラクで首切られるより目立つかも知れん。
 「速報です。 ヨハネスブルグで、日本人の男性が冷蔵庫に当たって亡くなりました」とかニュースで流されたりして。
 2007年の正月はヒルブローに皆で集合だなっ!

 深夜2時までウォーターフロントで飲んで遊んで、帰ることに。 2006年の初日の出を見に行くんだ、と皆に言い触らしていたので、マジで見ないといけない雰囲気に・・・ 早めに帰って寝ないと。

 早朝5時半、メラックから電話が。 出ると、「日の出を見る時間ですよ」だって。 起きれるか心配して電話してくれたみたい。
 「ありがとう!」と電話を切って、もうちょっと寝ることに。 気付いたら午後3時だった。

 写真は大西洋から登る初日の出っぽいけど、違います。 しかも、俺の撮った写真じゃないし。

 夜、メラックからCDを3枚借りた。 英國史上最年輕冠軍男歌手記録保持人、全球1千3百萬人追随的時尚指標↑↑↑な、克雷格大衛の『音楽進化論』。 彼は、流行樂壇小天皇だからね、すごいよ。





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