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南アフリカ・ケープタウン日記


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2005年12月19日(月)
ルート決定

 滞納していた家賃を払ったら、「居たいだけ居てもいいよ」と言われた。 あれ?この前まで「12月中に出て欲しい」って言っていたのに。 結局は金なのか!

 12月中に部屋を出ないといけないのだったら、12月中に旅立とうと思っていた。 それが延びても、1月8日にビザの期限が切れるのでそれまでに出ようと思っていた。 ところが、1月15日にドイツからヘルガが引越して来るらしく、折角だから会おうと言われている。
 問題が、1月8日に切れるビザの延長が出来るかどうかと、もうケープタウンに用がないからこれ以上居てもヒマだということ。 ビザ延長の件は、俺がどんなに悩んだところで、どうにかなるものでもないから、Home Affairsに聞きに行ってみようかな。

 とりあえず日程はさておき、ルートは決まった。 ケープタウンからプレトリアまでバスで行き、プレトリアから国際バスでザンビアの首都ルサカまで直行する。 以上。 それ以降はルサカに行ってから考える。
 ケープタウンからプレトリアまで『グレイハウンド・バス』を使うと450ランド(約9,000円)もする。 『City to City』を使っても360ランド(約7,200円)だ。 ところが、プレトリアからルサカまでは『City to City』で350ランド(約7,000円)と南ア国内バスより安い。 しかも南アとザンビアは隣同士ではないから、ボツワナかジンバブエを縦断して行く3カ国をまたぐ国際バスなのに、だ。
 ケチ旅行者だった高校生の頃だったら、ケープタウンからミニバスを乗り継いで行ったかも知れないけど、今は嫌だね。

 南アの長距離バスってどんな感じなんだろう?
 アジアではマレーシアとタイの長距離バスのレベルが高い。 タイで、バンコクからチェンマイまでの長距離バスに乗った時は驚いた。 運転手の他にアシスタントの少年が乗っていて、出発するとおしぼりと軽食のサービスが出る。 休憩所に止まった時もおしぼりが出るし、ちょくちょく少年がトレイにジュースを載せて持ってきてくれる。 さらに1列に2席だけで、シートが立派で、180度近く倒れる。
 でもノンエアコンバスで行った時は全く逆で、長距離バスのくせに通路に立っている乗客が多数、さらに客層も出稼ぎ労働者やパッポン2にいるようなババアばかり。

 写真は、家の近所のRitzホテル。 最上階がリボルビング・レストランになっていてクルクル回りながら飯が食える。 写真左手が大西洋、右手がテーブルマウンテンとライオンズヘッドだ。
 903SHのカメラは露出補正がイマイチだな・・・ 雲とかの白い被写体に弱い。

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2005年12月20日(火)
日程決定

 Home Affairs(内務省でイミグレーションも兼ねる)に行く前に、再度自分のパスポートを見てみた。 よーく見ると、20060208に見えないこともない(写真)。 んー分からん! とりあえず内務省に行って聞いてみることにした。 ケープタウンの内務省のビルは、駅の近くのBarrack通りにある。
 2階の担当部署に行って「これって何日って読むんですか?」と聞いてみる。 3人ほど係官が俺のパスポートを覗き込んで、あーだこーだ言っていたが、結論によると20060228と書いてあるそうだ。 えっ?! 最後のも08じゃなくて28って読むんだ・・・達筆過ぎて読めん。

 これでビザの問題も解決(1人で騒いでいただけ)したし、部屋の問題も昨日解決したし、ヘルガに会ってから旅行に行くことにした。 今回会わなかったら、今度いつ会うか分からないからな。

 決めたら行動あるのみ、内務省から戻る足でW&Aウォーターフロントに寄って、『Computicket』でバスのチケットを発券してもらう。
 1月19日午前11時にプレトリアを出発して、1月20日午前11時にザンビアのルサカに着く『City to City』のバスで、350ランド(約7,000円)。 あれ?24時間も掛かるじゃん。
 ケープタウンからプレトリアまでのバスはまだ買わないことにした。 どの便で行くか、ちょっと迷っている。
 ケープタウンからプレトリアまでは19時間掛かるのだが、プレトリア着を19日10時45分の便にするか、9時台の便にするか、6時台の便にするか、迷っている。
 10時45分着のに乗れば、乗り継ぎ時間がわずか15分だけで、43時間ぶっ続けでバスに乗ることになる。 6時台着の便だと、プレトリアでの待ち時間が5時間もあってヒマ。 やっぱり9時台着の便にしようかな?
 いずれにしても、18日から20日までの間43時間バスに乗ることになる。 PSP買おうかな・・・

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2005年12月21日(水)
マグロ漁船

 眠い! 結局、昨晩一睡もしないまま6時過ぎにベッドから出る。 ねむた過ぎて気持ち悪い。
 考えたら、明後日で学校は終わりだ。 語学学校に行って良かったことは、文法の法則をきちんと習えたこと。 色々と知らなかったことを教わって勉強になった。 旅行中に役に立つ事を願う。
 来週からヘルガが来る1月15日までヒマだ。

 日本領事館のS氏のご自宅で夕食をご馳走になる。 南アに来て以来のご馳走らしいご馳走だ。
 一緒に夕食を取ったご夫婦の旦那さんはマグロ漁船関係のお仕事をしているそうだ。
 昔は「マグロ漁船に乗ったら家が建つ」と言われたらしいが、今はそれ程でもないそうだ。 それでも1年間、衣食住無料で過ごしたら金は貯まるだろうな。
 5年連続で乗ったら、3,000万円くらい余裕で貯まりそう。 マグロ王を目指そうかな・・・

 友達のドイツ人がジンバブエ人の彼氏を作ったらしい。 他人の自由恋愛にケチをつける気はないが、俺は軽々しくアフリカ人の彼氏/彼女を作る人の脳味噌の濃度を疑う。
 こういう話をすると、「差別だ」という人がいたが、事実の数字に基づいた“比較”を『差別』と片付けて人類平等と言う甘い考えに浸っている輩はある意味で幸せで羨ましい。
 ドイツのエイズ感染率は知らないが、日本のエイズ感染率は人口1億2,743万5,000人に対して1万2千人、0.01%以下だ。 それに比べて南部アフリカのエイズ感染率はスワジランドの45%を最高にして、桁違いの数字だ。
 机上の論理で感染率だけで考えると、例えばスワジランド人1人とセックスしてエイズに感染する確率と、日本人4,500人とセックスしてエイズに感染する確率は同じだ。 スワジランド以外の、赤道以南のアフリカ各国は似たようなパーセンテージでエイズ感染率が高い。
 エイズに感染していようと、彼氏/彼女のことを愛せるのなら良い。 タイでエイズに感染して捨てられた人が集まる寺を訪れて、ひたすら死を待つ人々を見て何とも思わない人には文句は言わない。 でも、それなりの覚悟もなく簡単に赤道以南のアフリカで恋人を作る人を、俺は勇気ある人と褒め称え、脳味噌の足りない人だと蔑む。
 (もちろんセックスする相手によって感染率が違うことは知っているが)日本人4,500人とセックスした人を、普通の人はどう思うのだろう? 俺は同じ思いを、簡単に南部アフリカで恋人を作る人に思う。
 仮に俺が日本人の女の子2,000人とセックスしても、彼女だけには何も言われたくない。 アジア一の感染率の高さを誇るタイで風俗嬢を彼女にしても、彼女だけには何も言われたくない。 あなたと比べればレベルが違いますから。

 写真は、駅近くのマーケット。 今日の写真もイマイチだ。

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2005年12月22日(木)
ババ抜き

 『ケムケム号』を買ってくれた金持ちの鼻毛おじさんからクレームが来た。 エンジンに問題があるそうだ。
 そんなこと言われなくても知ってるぜ。 『ケムケム号』を例えて言うなら、ババ抜きのババだ。 ゴミ同然になった時に、誰が手にしているか? 鼻毛おじさんが、俺からババを引いたわけだから、後は俺の知った事ではない。 金は俺のモノ、『ケムケム号』はあなたのモノ。 中古車って怖い!

 夜、E-TVで『China Strike Force』という映画をやっていた。 見ていると、なんと!藤原紀香が出ていた。 国際派女優を目指してる(?)紀香は、もう立派に国際派ですよ。 だって、南アのテレビに映ってたもん。
 最近、彼女は何してるんだろう? 元気かな?

 夜11時頃、グリーンポイントからシーポイントまで帰ろうとするが、中々ミニバスが来ない。 仕方がないから歩いて帰りながらも、ミニバスが来たら乗って帰ろうと思い、後ろを振り返りながら歩いていた。 すると、黒人が近づいて来て「ヘイ、フレンド。 歩くのを怖がるなよ、俺が一緒に歩いてやる。 変な奴が来たら、俺が撃ってやる」と、無理やり一緒に歩く羽目に・・・ 非常にありがた迷惑なんですけど。 怖いんじゃなくて、俺は歩くのがだるいからミニバスに乗りたいの! お前で十分怖いよ!

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2005年12月23日(金)
ピカ一な生徒

 実は、今日が学校最終日。 でも寝坊して遅刻したせいでテストを受けれなかった。 いやー、昨日の日記に掲載した藤原紀香の写真が肖像権の侵害に当たらないか心配していたら、眠れなくってさ。
 そこで、今日は学校最終日の記念も兼ねて、タイ人の友達から送られてきた写真にしてみた。 顔立ちがアキラに似てなーい?(身内の話)

 正直いらないけど、学校を卒業する人には卒業証明書みたいなものをくれる。 英語力に関して評価があり、最後にコメントが載っている。 『He has proved to be an outstanding student』 訳せば、『彼は疑いの余地なく目立った、突出した、卓越した、際立った、優れた、ずば抜けた、ピカ一の、一級の、傑出した、立派な、最高の生徒だ』ということになる。 ほほー、なかなか的確な評価だ。
 さらに、『He has worked diligently and consistently at his English studies』 訳せば、『彼はコツコツと堅実に英語の勉強をしていた』ちゅうことだ。 部屋に来たことがないのに、俺が深夜まで自習をしていたのを何で知っているのだろう? 毎晩、酒も飲まず、パーティーにも行かずに『必勝』と書かれた鉢巻を巻いて自習した成果を評価してくれて、俺は泣くほど嬉しい。 やっぱ、ほぼ毎日遅刻して行った成果だろうねぇー。 「朝起きられないほど遅くまで自習していたんだ」と思ってくれたんだよ、きっと。 だるそうにしていても、「飲み過ぎ?」とは思わず「勉強し過ぎ?」と思ってくれたんだよ、きっと。
 と、感動にウルウルしながらフッと他の卒業生の卒業証明書を見ると、俺と同じようなことが書かれているじゃん! 皆が「突出した」生徒だったら、=フラットだぜ。
 まぁ、卒業証明書に厳しいことを書いても、学校にとったらビジネスにプラスになるわけじゃないからな。 皆がハッピーだったら、それでいいってこと。

 今日は色々買い物しちゃった・・・
 まず、1月18日14時ケープタウン発の『グレイハウンド』のバス・チケット。 このバスは翌日8時45日にプレトリアに着くので、そのまま11時のバスに乗り継げば20日11時にはザンビアの首都ルサカだ。 というかこのチケット、買ったというか、買ってもらっちゃった。 クリスマス・プレゼント。
 デジタル一眼レフ用望遠レンズCanon EF 90-300mm F4.5-5.6 USMも買っちゃいました。 レンズ・プロテクターとセットで買ったけど、かなり安かった。
 あと、買わないって言ってたけど、ついついコンパクト・デジカメも買っちゃいました。 カシオのEXILIM EX-S600BE。 薄くて良さそう、グヒヒヒ。 『うすうす』いいね!
 もし盗まれそうになったら、買ったばかりだから命と引き換えに守る! これ、旅行者の鉄則だから、バックパッカーはメモっておくように。
 今持っている富士フィルムF420は、プレゼントであげちゃうことにした。
 ちなみに、これらのデジタル機器は日本に一時帰国する大使館の方に持って来てもらうことに。 運び屋に使ってしまって申し訳ないですm(_ _)m

 夜、ガボン人の家でパーティー。 誤解がないように言っておくと、これが生まれて初めてのパーティーだったの。 不健全なパーティーをさっさと切り上げ、家に帰って英英辞書を泣いたり笑ったりしながら熟読してから寝る。

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2005年12月24日(土)
難しい内容のパーティー

 昼過ぎに起きて外を見ると、雲ひとつない晴天。 ニュースによると、日本は大雪のせいでトヨタの全工場が稼動停止したらしいが、ケープタウンは最高の真夏日和。

 夕方からパーティー。 ビールを何本飲んだろう? 数えてないけど、7、8本飲んだ記憶がある。 さらにビールの後はウィスキーを飲んだ。
 飲んでいる席で、なぜか人生と愛について熱く語り出した人が1名。 彼、仏教の輪廻について何か本を読んだのだろうか? キリスト教をベースにしていながらも、輪廻を信じる独自の人生哲学を語っていた。
 さらには宗教から国家・政治にまで話題の幅が広がり、意見を求められたので、「多数決主義な民主主義は最良の政治体制ではない」と言ったら、結局帰れたのが深夜2時になってしまった・・・
 なんか変な酔い方をした。

 台所で初めてゴキブリを発見した。 げ! 大嫌いなんだよね、昆虫。 殺虫剤をこれまでもかっ!という程吹き付けたら、俺が死にそうになった。
 ゴキブリが気持ち悪かったので、読者にも同じ気持ちを味わさせるため、ナミビアの蛙の写真にしてみた。 握りこぶしより大きい。

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2005年12月25日(日)
Mospheer

 朝9時に電話で起こされる。 今日は皆で朝食を取りに行くことになっていたのだが、昨日の夜に「起きれなかったら、無理して来なくていいよ」って言われたのに、思いっきり起こしてんじゃん。
 寝ぼけて、「急いで行く」と電話で言ってしまったが為、嫌々ベッドから起き上がり出かける。
 『Vangate Mall』という、11月に完成したばかりのショッピング・モール内のコーヒーショップで皆さんと朝食を取る。
 初めて会った中国人の留学生の女の子も来ていたのだが、日本人と中国人の話に話題が及ぶと、「日本はヨーロッパで言うとドイツみたい」とか、「戦時中、日本人は数百万人の中国人を殺した」などとほざいていた。
 日本人を代表してはっきり言っておいたが、戦争というのは人を殺すから戦争と呼ぶのであって、何百万人殺そうと戦争だから仕方がない。 南京大虐殺の件は、中国のプロパガンダだから、信じている日本人なんて共産党員くらいでしょ。 それかバカか。
 すると、「日本は中国に侵略した」だって。 はいはい、チベットに侵略した中国人に侵略がどうこう言われたくないね。
 なんで南アに来てまでアジアの歴史問題を語らないといけないのか?よく分からん。 でも、もしこの中国人がカワイかったら、日本人を代表して謝罪していたかも知れん。

 深夜から『MOSPHEER』というクラブに行く。 ここは先週オープンしたばかりで、ケープタウン一大きい箱らしく、3,500人収容可能らしいが、絶対3,500人も入らないと思う。 俺の聞き間違いかも知れないが、350人だったら分かる。 バンコクの『Hollywood』、『SPARKS』の数分の1の規模の箱に、3,500人も入るわけがない。 整列したら入るかも知れないけど。
 箱の写真を撮ったのだが、カメラを取られたから写真なし。 正確に言うと、カメラはもうプレゼントであげちゃったから、取られたというより、返したという方が正しいんだけど。 早くカシオのEXILIM欲しい!





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