ゆずランドへようこそ

海外で体験した異次元な世界

本当にあった旅先での出来事


1 セクシャルハラスメント in マレーシア
2 セクシャルハラスメント in タイ
3 セクシャルハラスメント in インドネシア
4 アホアホ馬鹿 in タイ



セクシャルハラスメント in マレーシア
 旅の日記ノートに書いてあるから確かだが、1998年10月28日(水)にマレーシアのジョホールバルから、首都クアラルンプール(KL)まで“一休さん”という友達と2人で深夜11時発のバスに乗った。 当時、20才。

 バスに乗り込む前、ジョホールバルのバスターミナルでどの窓口でチケットを買ってよいか分からず、ウロウロしていると、マレー人のおじさんが近づいてきた。
 「どこに行くの?」と。
 「KLに行きたい」と告げると、そのおじさんが「私もKLに行くから一緒に買ってあげる」と、窓口でチケットを買って来てくれた。

 乗るバスはデラックスバスで、座席が広いため1列に3席しかない。
 おじさんが買って来たチケットを見ると、バス中ほどの隣同士の2席と、少し離れてバス後方の1席の3人分。
 普通に考えると、俺と一休さんは2人で旅行をしている。 おじさんは1人でバスに乗ろうとしている。 ということは、隣同士の2席は俺と一休さんのもので、離れた1席はおじさんのものだ。
 ところが、おじさんは「あなたは俺の隣だ」と俺を指名してきた。 一休さんと顔を見合わせて「え?」と思ったが、チケットを買ってくれた親切なおじさんが言っているのだ。 余計な疑問は抱かずに従うしかあるまい。

 深夜11時にバスはジョホールバルを発った。 一休さんは1人寂しくバス後方に乗っている。
 夜行バスなので、出発してしばらくすると乗客は眠りに入る。 俺も眠ろうと努力していたが、しばらくすると隣のおじさんが俺の肩に寄り掛かって来た。
 「げ?!」と思ったが、眠っている人を起こすのは気が引ける。
 心優しい俺は、おじさんの頭を肩に乗せたまま再び眠りにつこうとした。

 すると、今度はおじさんの手が俺の腿の上に置かれた。
 「あれ?」
 しかーし、ここでも心優しい俺は「彼は寝ぼけているんだ」と考え、ほおっておくことにした。
 何事もポジティブに考えるのは大事だ。
 ただ、おじさんのその手が毛虫のようにゆっくりと、しかしはっきりと、俺の股間を目指して腿を這い上がってくる。
 「あれれ?」
 右手で股間をガードしながら、おじさんを起こす。 「もしもし、寝ぼけ過ぎですよ」と。

 再び平和に眠りにつこうとするが、しばらくするとまた同じ状況に・・・
 俺の肩に寄り掛かっているおじさんを見ると、ハアハアと荒い息づかいをしている。

 『仏の〜』と呼ばれていた俺だが、ブチ切れた。 席を立ち上がり、バスの運転手に「ストップ!」と叫ぶ。 驚いて起きる他の乗客たち。 「隣のホモが俺のおちんちんを触ろうとする」と、今思うと随分とマヌケな状況説明を大声でし、「こいつを、今、この場で、バスから降ろすか」、「一休さんを俺の隣に!」と運転手に究極の選択を求める。

 結局、一休さんが俺の隣に移って来、俺は無事に貞操を守ったのでした。


セクシャルハラスメント in タイ
 正確に言うと、旅先での出来事ではないけど載せてみた。

 タイ・バンコクの、スクムビット・ソイ81にある『リィエン・マンション』という所に数ヶ月住んでいたことがある。 家賃は1,700バーツ/月(約6,000円)という貧乏人用アパートだ。

 ある日、夕食を食べ終わって部屋に戻ってきた俺は焦った。 いつもは財布に入れているカギがない。
 どうやら部屋の中に置き忘れたまま、ロックしてしまったらしい。 ドアのカギはノブ用と南京錠用の2つ。 部屋に入れず、困ってウロウロしていると向かいの部屋のドアがガチャリと開いた。 立派なヒゲを生やしたインド人だ。
 「どうした?」
 状況を説明すると、彼は「もう夜は遅いから俺の部屋に泊まればいい。 明日の朝になったらカギ屋を呼べばいいじゃないか」と言う。
 えー?!本当ですか?! なんて優しい人なんだろう。
 お言葉に甘えて、朝までお邪魔することにした。

 彼の名前はミシュラ。 この日の出来事はノートにメモってあるから確かだ。
 彼は部屋で電話とファックスを使って、主に銀や船の貿易のお仕事をなされているそうだ。
 自宅勤務なんて素敵じゃないですか!?
 部屋には、大型テレビ、やたら大きなダブルベッド、さらにはエアコンまである! ちなみに俺の部屋には扇風機しかない。 もしかして、お金持ち?!

 ミシュラはビールやウィスキーやワインを出してきて、ひたすら勧めてくれる。 やっぱり優しい人だ!
 酒を飲みながら深夜まで話しをしたが、話しの流れの中でミシュラはタイ人と結婚したことがあると語ってくれた。 しかし、そのタイ人に金を散々使われた挙句に他の男のところに逃げられたらしい。
 「タイ人は信用出来ない」と、盛んに言っていた。 おー、可哀相に・・・

 さらに夜も更け、さらに酒が進んでくると、野郎2人ですから話題は下ネタに。
 ミシュラは「俺のおちんちんは30cmある」とか、「俺は1時間はセックス出来る」とか熱く語ってくれた。 プライベートな事を赤裸々に語ってくれたのは嬉しいが、俺としては非常にリアクションに困った。
 「俺なんて30mだぜ」と競うのも大人げない。
 ミシュラは俺のリアクションを待っているし、何か言わないといけないと思い、必死になって俺の脳味噌内の英語辞書を調べるが適当な言葉が見付からない。
 その時、ふとタイの観光促進キャッチコピーを思い出した。
 『Amazing Thailand』
 そうだ! 「You're amazing!」

 かなり酔ってきたので寝ることにした。 やたら大きなダブルベッドなので、2人でも余裕なスペースだ。
 ミシュラは向こう端に、俺はこちら端に寝て、電気を消す。

 電気を消してから数分も経たない内に、ミシュラがこちら側に転がってくるではないか!
 寝返りにしては回転が速過ぎると思っていると、ガバッと抱きついて来た。
 おいおい、ミシュラ。 飲み過ぎなんだね。 でも残念ながら、俺は女ではない。
 彼をなだめて腕の中から逃れようとするが、ミシュラは立派なヒゲを俺のうなじにジョリジョリと押し付けてくる。
 さらには「Kiss me!」とキスをせがんでくる始末だ。
 しかも、盛りの付いた犬のように俺の足に擦り付けてくる彼の股間は、衣服の上からでも硬くなっているのが分かるのだった。

 何度も警告したが、彼は全く聴く耳を持たない。
 『仏の〜』と呼ばれていたさすがの俺でも、ブチ切れた。
 ミシュラの腕から逃れてベッドから起き上がり、ベッドの横のデスクからイスを掴み、ベッドの上のミシュラを抵抗しなくなるまでボッコボコに殴る。

 だが悲しいかな、俺には部屋を勢いよく飛び出しても寝る場所がない。
 そこで、酔っていたのも手伝い、ミシュラを床で寝かせ、俺は広いベッドを1人占めして朝まで寝た。

 結局、翌朝にカギ屋さんを呼んで無事に部屋のカギを開けることが出来たのでした。
 めでたし、めでたし。


セクシャルハラスメント in インドネシア
 既に『インドネシア旅行記』に書いてあるので重なるが、マレーシア、タイと来たらインドネシアでの出来事も書かないわけにはいかない。

 ボルネオ島(カリマンタン)のバンジャルマシンという町で、川辺に落ちていた魚を食べたせいで、俺は猛烈な下痢を伴う高熱にうなされることになった。
 起きていると、視界がユラユラして幻覚を見ているようだ。 「死ぬかも」と思うほど、今まで経験した病気の中で一番辛かった。

 当時、俺はバリッパパンという町にある『Penginapan Sinar Lumayan』という安宿のシングルルームで、リポビタンDだけを飲んで合計3日間死んでいた。 宿の名前は、日記に書いてあるから確かだ。
 とにかく何も食べられない。 意識が朦朧とする。 赤道直下なのに寒くて身震いがする。

 2日目も前日から引き続き、一歩も部屋を出られずにひたすら寝ていた。
 ところがフッと気付くと、いつのまにかジャージとパンツを履いておらず、下半身だけスッポンポンになっている。
 「あれ?」
 さらに、見たこともないお兄さんがいて、お兄さんの手の中で俺のおちんちんがholding。
 「・・・どなた?」
 意識が戻った俺を見てニッコリと微笑んだお兄さんは、自らの手で握っている俺の(仮名)太郎をパクッと口に含んだではないか!

 なんかB級官能小説みたいな言い回しで申し訳ないが、本当なんだもん。
 あーそうさっ! 認めるさっ! 『インドネシア旅行記』にはさすがに気が引けて書かなかったが、お兄さんに咥えられちゃったのさっ!(泣)

 「幻覚?」
 でも幾ら幻覚でも、お兄さんはないでしょー。 せめてブスでもいいから、お姉さんがいい!と駄々をこねても、目の前のお兄さんは相変わらずお兄さんのまま。

 「あなた、だぁ〜れ?」と、口に出して聞くと、彼は安宿の従業員だった。
 俺が昨日から部屋で死んでいるのを知って、合鍵を使って部屋に無断で入ってきたそうだ。

 ここでちょっと自慢させてもらうと、俺の(仮名)太郎はお兄さんの口の中でも充血せずに平常心を保っていたのだった。
 不道徳な行為に完全と打ち勝ったこの功績は、孫の代までおじいちゃんの自慢話として我が家で受け継がれるだろう。

 あまりに高い熱があると、体の感覚が麻痺しているからね。

 健康な時に同じシチュエーションになったらどうするか?は別として、病気で死にそうな時は素直に
 「とりあえず後にして・・・」
 と思うんだね。 そして、その通りにお兄さんに伝えたのだが、どうやら彼は別な意味で受け取ってしまったらしく、今度は自分のズボンを脱いで(仮名)次郎を出そうとしている。

 どのタイミングで言ったのか記憶が定かではないが、お兄さんは
 「Aku enak(俺、おいしいよ)」と一言。

 絶対、おいしくないって!(泣)

 冗談抜きで犯されると思い、旅行中はいつも枕の下に隠してあったアーミーナイフを出して、お兄さんの腿を刺してあげた。
 はっきり言って正当防衛だしね。 軽く刺したから大した傷じゃないし。

 こうして、『歩く道徳』と呼ばれている俺は童貞を死守したのでした。


アホアホ馬鹿 in タイ
 誰も呼んでいるのを聞いたことがないが、“魔都”と呼ばれているらしい首都バンコク。
 色々な理由で“魔都”呼ばわりされていると思うが、その一つに世紀末的な性産業の存在があるはずだ。

 その性に対する飽くなき探究心からか?アホ・パワーが炸裂しているスポットも多々ある。
 『ノーハンドレストラン』と呼ばれる、食欲と性欲を同時に満たせるという画期的でありながら最低最悪のレストランなどは、その良い例だろう。 これで同時に物欲も満たせるようになれば、人間の三大欲望を同時に解消できてノーベル賞ものなのである。

 さて、夜の街バンコクの中でも最も一般的(?)なものに、ゴーゴーバー(Go-Go Bar)というものがある。
 このゴーゴーバーを簡単に説明すると、一世代前に流行ったダンス・ミュージックがガンガンに流れている店内で、お立ち台の上でビキニ姿のお姉さんたちがやる気がなさそうに踊っているのを、男性客が鼻の下を伸ばしながら見上げる、というストリップ・バーのことである。

 ちなみに、発音は違うがタイ語で『ゴー』は“アホ”、『バー』は“馬鹿”という意味をもつ。 つまり発音の仕方によっては、ゴーゴーバーは“アホアホ馬鹿”という意味になってしまう。
 ある時にそれに気付いた俺は、あまりに的を得ているネーミングに驚愕したのだった。

 そんな“アホアホ馬鹿”の名に恥じないような、素晴らしいショーを開催しているゴーゴーバーがある。
 そのショーの内容は完全にタイの法律に違反しているので、ずばり非合法である。

 三段腹のお姉さん(お母さんとも呼べる)が、インリン・オブ・ジョイトイばりのM字開脚でステージの上に寝転がっている。
 お姉さんはスッポンポンだが、残念ながら色気は皆無。 逆に目を背けたくなるのをグッと我慢する。
 その状態でお姉さんはバナナを剥きはじめた。 ドキドキしながら見ていると、お姉さんは剥き終わったバナナを自らの女性器(以下、ハナコ)に入れてしまった。

 問題はここから。

 ハナコにバナナを入れ終わったお姉さんは、M字開脚のままステージの上でゆっくりと回転している。 モハメッド・アリと対戦した時のアントニオ猪木みたいだ。
 そして方向を決めたお姉さんは回転を止め、狙いを定めてフンッ! 腹筋だけを使ってバナナを発射!
 ハナコを飛び出したバナナは見事客席に着弾。 慌てふためいて逃げ惑う野郎共を見てゲラゲラ笑っている俺には見向きもせず、お姉さんは再びバナナを装填している。 さすが猪木、冷静沈着である。
 2弾目の攻撃目標を決めたお姉さんは、その新た方向に股を広げ狙いを定める。

 あれ?! 俺の方を向いてるぞ!!
 でも、俺はステージから3段目の席に座っていて、お姉さんから見れば一番遠い。 ここなら安全だ。

 発射!!

 バナナは的確に俺の方向目掛けてピューンと飛来してきた。

 ・・・・・・

 あれ? 被弾しなかったぞ。 良かったぁ〜
 って、おいっ!! よく見ると、脇に置いておいた俺の紙袋の中にバナナが入ってるし!!
 う〜む、触りたくないぞ・・・
 一緒に行った日本人の女友達は、そのバナナをどう処理しようか?あたふたする俺を見て、涙を流しながら笑っていたのだった。

 続いて出てきたお姉さん(おばさんとも呼べる)は、おもむろに水だけが入っている水槽をステージの上に置いた。
 スッポンポンの状態で、その水槽をまたいだお姉さんが「えいやーっ!」と気合を入れると、あら不思議?!

 お姉さんのハナコの中から金魚が落ちてきたーっ!

 そして、その金魚は元気に水槽内で泳いでいるぞ! 生きてます!
 続けて、お姉さんが「せいやーっ!」と気合を入れると、あら不思議?!

 2匹目が落ちてきたーっ!

 結局、合計3匹もの金魚をお姉さんは生んだのでした。 奇跡です!

 さらには、自らのハナコを使ってビールの栓をスポンッと開けるお姉さんが登場。
 「こりゃ、便利だね!」と感心してしまいました。
 やっぱ、あれかな? ビールを買って来たけど栓抜きがない!って非常事態の時に、「ちょっと待って」とか言ってスカートを捲り上げて、ビールの栓をスポンッと開けて、「はい、どうぞ」ってやってくれるのかね?
 ちょっと想像してみたけど、すっげー微妙・・・

 他にも、
●バースデー・ケーキ上のロウソクをハナコを使って吹き消す
●ハナコで吹き矢を吹いて攻撃する
●ハナコから世界の国旗が出てきて、止まらない
 などの、恐ろしい業の数々を拝見させていただきました。

 恐るべし“アホアホ馬鹿”です。





  Copyright © 2004 Yuzurand All Rights Reserved